◇ 寺沢憲重の10のラッキー名言 ◇      
:幸福だから笑うわけではない。 むしろ、笑っているから幸福になれるのだと言いたい。       
:笑いのあるところには活気もある。よく笑う人は不機嫌な顔をした人より長生きする。
:叶えるのが夢だけど、叶わなくても夢は夢さ、泣いて笑ってそれが人生、平凡がいい。
:人生いろ色あらァな、それを頑張って乗り越えたら喜びや楽しみが待ってるんやでぇ。
:人生に於いて全ての壁が、自分を高める壁だと前向きに思える人は壁を超えられる。
:ネガティブフィードバックの時こそ、得難い学びのチャンスそのものなのである。
:大切だと思うのは世に名を博した偉い人や大作家とはなるべく謦咳に接することである。
:たった百人の中の、私という自意識や誇りや自尊心や見栄や保身や奢りや愚かさの孤独。
:他人と比較するのは無意味だ理想の自分と比較せよ。何歳でも自分を変える努力をせよ。
:人生のターニングポイントの決断には。やり始める勇気とあきらめる勇気が必要である。 

2011年03月19日

「エヘヘッ」(^o^)/ 注文していた本たちがやっと届いたのら!!

「三十光年の星たち」宮本輝 著

Teraken Shop へようこそ! で注文していた本が東北大地震の影響で

遅れていたが、思っていたよりもわりに早く届いた。(一冊足りねェようだけど)「嬉ピー」

ダンボール箱がボーンと届いて        ダンボール箱をバーンと開けて
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ちゃんと立ったまま並んでねェ「ハイ、カシャッ」      お目当ての新刊はアップで「カシャッ」
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女房のやつ、いつもとっとと僕より先に読むから、今回はしばらく黙っておこうかなァ・・・。
これじゃ、大事なものを貸してといわれて、貸すのが嫌でシブル、子どもの心境と同じだな(^^;/





2011年03月17日

伊丹市阪急駅ビル本屋さんにて。

宮本輝 新刊 「三十光年の星たち上下」

駅ビルの三階の文学館の開店は10時からとは知らずに開店前に着いてしまった。
しばらくなかの様子をうかがってから、コンコンとノックをすると店員さんが気付き
近寄ってきてくれた。で、「これこれしかじか」とお願いをしたら中に入れてくれた。
「親切だったねぇ!!」 入り口から一歩入ったど真正面に新刊が積んであった!!

元画像サイズ 800×600 600×800 ピクセル
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ついでに隣のビルのB1のTUTAYA(こちらは9時開店)へ、レジのまん前の上棚に新刊があった!!
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デジカメで新刊が並んでいる写真をゲットし、自転車に辿り着くまで、NHKの朝ドラてっぱんの
ダンスの振り付け部分をまねるように、手を挙げ足を上げてとび跳ねる踊りを思い出していた。



2011年03月10日

最新刊のお知らせ!「三十光年の星たち」宮本輝

新刊を手にする喜び…!!

人生何が起こるか解らない、終わったも同然と言われた青年が老人と旅に出る
京都から始まった。人生を変える奇跡の旅とは、宮本文学の最高傑作!


TERAKEN SHOP ENTER





2011年02月27日

「草原の椅子」宮本輝:著

「草原の椅子(上)」

第一章に「魔がさす」ま・が・さ・す、この四文字について、
「その四文字のなかに、人間が崩壊するすべての根本が含まれてるんやなァ。
 あらゆる失敗の根本は『魔がさす』からや」という話が出てくる。

下手な理論や寸評でせっかくの小説に要らぬ先入観を与えるようなことはしたく
ないので、物語の内容や、解説じみたことは書くべきではないと思っている。が、
『魔がさす』に反応したのは、身に覚えがある事が次々と走馬灯のように浮かび、
あの時スピード違反で捕まって、8万円も罰金を払わされたのは、魔がさしたからや、
一夏に競馬で150万円すったのも魔がさしたからやなどと、読んでいて「ウ_ン」
と頷かされほんまやなァ、気いつけなアカンなァと教えてもろた気がしたからです。

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蓮華のつぶやき ←こちらはすばらしい文章なのでご紹介させて頂きました。

2011年02月20日

いま「焚き火の終わり」を読んでいます。

「焚き火の終わり」宮本輝 

「彗星物語」をまた読んだ、伊丹市の昆陽池が小説に出てくるので特別に親近感が沸く、
解かりやすい文章で、じわっと心にしみこんで来て魂を揺さぶる。読み終えて「ほんわか」
とした余韻や「がんばろう」という気持ちにさせられる。涙腺がまた弱くなったような気がした。

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「焚き火の終わり」の上を読み終えた。私にしてはペースが速いような気がするが、
それだけ小説に引き込まれたということと、店にお客が来ないから暇に恵まれている、
であるからして、牛歩の如くじっくり読んでいても読了をむかえてしまう。「勿体無い」


わたくしことTeraken のこの頃の心境を歌に託して・・・。

「山桜たちのみかくす春霞いつしかはれて見るよしもがな」



2011年02月04日

「避暑地の猫」宮本輝:著

窓辺にて宮本輝「避暑地の猫」を読む2月4日(金) 

好天に恵まれ寒さも和らぎ窓辺で本を読むのに相応しい一日だった。
老眼鏡を新しく買い替えたら文字がくっきりハッキリと見える。
今まで使っていたのは度が不足していて眼を凝らして読んでいたが、
これからは良く見えるから楽チンに読めるようになった。

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私は読んだ本の評価評論、ひけらかすのは大嫌いで、それは人それぞれでいいと思っている。
常々世の中に何々評論家は不必要だと思っている。物事の是非を問い正す事は別であろう…!?

であるが、あえて「避暑地の猫」を読んだ方の★★★★★レビューを一つ紹介しておこう!!

宮本作品の中ではイチ押しです。軽井沢の冷ややかな朝の空気、スノッブな人達、
主人公の視線そのままで光景を見ているかのような描写。 生々しさもけっして卑猥ではなく、
むしろひりつくように痛い。 読みはじめから、息をつく暇もなくストーリーに惹き込まれます。

宮本輝「避暑地の猫」 (講談社文庫)

いま真ん中あたり「父ちゃん、どうして何にも喋らなくなっちまったんだ?」まで読んで…。
まだ途中だが、上記したレビューはなかなか上手い!端的にまとまったいい解説だと思った。

2011年01月31日

宮本輝(スペース)ゴルフと検索していて…!?

宮本輝の物語の世界。

小説は文学である前に映画と同じように娯楽であると思っている。
リアルタイムに好きな作家の本を読めることに感謝をしたい。

私は理論的に読んだ事が無い、ひたすら素直に、先入観をとっ払い
固定観念を捨て、なんだろう、どうなるのだろう、うんうんと、感情を
ゆだね、気持を揺さ振られながら、噛み砕くように読むタイプである。
であるからして、本の内容をとやかく評論することは嫌いなのだ!?

「三千枚の金貨」(上・下)宮本輝

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宮本輝 ゴルフ と検索していて見つけたサイトです、簡単明瞭端的的確なので気に入った!!。

こういう作品の価値は、わからないやつには永遠にわかるまい。


2011年01月29日

宮本輝「彗星物語」

宮本 輝 (著); 文藝春秋 (刊)「彗星物語」

この本を買って読んだ人より。(いい感じなので紹介しました。)

暖かいな〜。
幸せやな〜。

テーマは『家族』。
この作者の作品の中で一番のお気に入り。
笑いました。 涙しました。

大きな特別な事件が起こるわけではないけれど、
普通の家族が、自分にも身近な日常の出来事を乗り越えていく。
支えあって、見守っていく。
そして月日がたって、成長する。
人間くさい、暖かい、一昔前の大家族。
普通の話しやけど、なんでもない物語の中にグイグイ引っ張られていきます。

この本に出会えてよかった。

暖かさを欲している人。
暖かい気持ちを取り戻したい人。
家族と離れている人。 犬が好きな人。 お勧めです。
そーでない人、もちろんお勧めです。

きっと、この出会いは人生の糧となるでしょう。
今後の人生何度も読み返したくなる瞬間がくるでしょう。

とりあえず、家族写真を撮りましょう。

(五つ星のカスタマーレビューより抜粋)

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今朝のことである・・・。

女房、「わたしが好きなんわ彗星物語やわぁ〜!、昆陽池から始まんねん、
ムックやったかな・・・エ〜??? いや!フックという犬が出てくんねん、
1973年3月10日生まれの恭太と言う子どもが居てんねん、」
私、「なんでそこまで、、、!?日日までハッキリと覚えてんねん」 
女房、「うちの修〇(息子)と誕生日がいっしょやないの、」
私、「おっ!そうかぁ!」小説の恭太くんと我が息子と偶然にも同じ誕生日だ!?。
女房、「スラスラすいすい読めた、あれはいい、おもしろかった、よかったぁ〜」

以前に読んだ「彗星物語」をスラスラすいすいとは、おめえは植木等か!?と、
思いながら、おもしろかった、よかったぁ〜と言うんだからもう一度読も〜っと。


2011年01月28日

宮本輝筆の歌碑

伊丹の歌碑めぐり

下の歌碑の画像はテルニストクラブのさくおさんからご提供いただきました。
歌碑の詳細は伊丹市歌碑めぐりをご参照下さい。

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宮本輝先生の直筆の歌碑は猪名川の河川敷にあるそうです。一度、探しに行ってくださいね♪
地元で近いのに知らなかったとは、お恥ずかしいめんぼくない…、、チャリで見に行かなきゃ!



ラベル:歌碑 宮本輝

2011年01月26日

単行本の製本の種類と作り方

本はほんに大事にせねば!!

宮本輝:シリーズ「流転の海」 新潮社

今まで思っても見なかったが、なにげに楽しみで読んでいる本、作家の本文が
完成しないと誕生しないのは当然のことであるが、単行本の製本には、
なんと手間と工程と丁寧な仕事を経て出版しているものか!、と感心させられる。
「単行本 製本」と検索し、製本について、本のいろいろを調べると、改めて本を
粗末に扱ってはいけないなぁと、つくづく思うのである。

ことさら「流転の海」「地の星」「血脈の火」「天の夜曲」「花の回廊」の上製本。
この五冊の本は深〜い意味を含んだ別格扱いで「青い屋根」唯一の宝である。
金の箔押し文字入り、布クロス(布張り)ハードカバー表紙の上製本で並製本
よりも手間とコストが掛かる。そっと外して本の部位の画像をアップしました。

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本の表紙、顔とも言われるこの部分に使われている紙質の違いをお分かりいただけるだろうか?手触り最高!


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本は読むもの、飾っておくべきものではないが、そっと飾っておきたい気にさせる本です。宮本輝著者ページ

●カバー
本の顔となるものです。視覚的な面と共に手触りでも訴えることができます。
紙質や加工方法を工夫して、読者の注意をひきつけることができます。

●帯
カバーに入らない本文解説や広告文を入れ、書店での広告効果を高めるものです。

●表紙
本文を保護するもので、長期保存に耐えられるようにします。
カバーがない場合は、本の顔になります。

●見返し
表紙と本文を連結するもので、表紙を補強するものです。
視覚的には表紙から中身への導入として装飾的な意味があります。
ファンシーペーパーのような感触や模様のある紙を使用することが多いです。

●扉
本文部分の顔にあたります。長期保存を考えると本文と同じ紙を使用し、
扉の前に遊び紙を入れるのが理想です。

【製本の種類と用途】

●上製本(糸かがり)
一般にハードカバーと呼ばれているものです。
並製本よりもコストがかかりますが、長期の保管にも耐えることができる製本方法です。
用  途 記念誌/写真集/絵本/辞典 など

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どの画像もサイズは1000 × 750 ピクセルにまで拡大できます。 布のカバーをご覧下さい。
こうして、改めて単行本の製本の知識を少しでも知ると、本を大切にしなきゃと思いますね…。

●並製本
上製本に比べて、コストを抑えることができます。

●スピン
出版用語で「スピン」と呼びますが、第三期(連載第3回参照)が始まった
1933年から終戦直後の物資不足の時代を除き、新潮文庫には現在まで一貫して
このスピンが付いています。(スピンというこの用語は何なのか?はコチラ


関連情報リンク: 本のいろいろ   上製本ハードカバー   製本の種類と用途

2011年01月25日

宮本輝「流転の海」第一部から第五部

わたしの宝物になりました。

どれくらいの人がわたしの宝物はこの本であると言い切れるだろうか、

作家の作品を通じて、感動や心の響き、人生の支えなるものに感銘を受け、

リスペクトしているフアンの想い羨望の眼差しは崇拝の域を越えんばかりで、

私自身も同じ現世に生きる対人としてリスペクト揺れるハートして止まない一人である。

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「流転の海」「地の星」「血脈の火」「天の夜曲」「花の回廊」のこの五冊は突然!

手元に…、東西南北が北東南西にひっくり返るほどの予期せぬ嬉しい出来事である。

さっそく、青い屋根の店内に飾ったが、宝物だからそっと眺めるだけで大満足なのだ!

(お願い、触れないでね、眺めるだけにしてね、絶対にこれ貸してとは言わないでね)

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戦後の時代を背景に、作者自らの“父と子”を描くライフワーク(新潮社)

宮本輝作品の中でも「流転の海」は是非とも読んでもらいたい一冊である。

これでハマッタと言うフアンが多く、人生のターニングポイントになるかも!?

「流転の海」第一部から第五部…を読み進めて行けば、大きなエポックにぶち当たる!?



「流転の海」シリーズを読めば、貴方も大きなエポックを体験するかも!!

2011年01月24日

宮本輝「にぎやかな天地」の読売新聞の冊子

朝刊連載小説「にぎやかな天地」

その小説を読む前に、何の情報もないままに読み始める場合と
あらすじや寸評など少しはどんな本なのか情報を知ったうえで
読む場合とがあるが、読んだ人がさも自分だけが正しい意見と
ばかりに判ったような評価をしている解説などは以ての外である。
感じ方、とらえ方は人によって違うのは当然で、小説のなかの
文や物事に対する好き好きもあるだろうし、個々の感性にもよる。

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でも、にぎやかな天地に関するこのような解説は大歓迎でまた読みたくなる。
宮本文学はいっぺん読んだ切ではなく、再読してこそ値打ちが解る本だと思う。
値打ちという意味は真髄であり本質であり本から伝わってくる諸事万端である。
ここを読んで、うんうんと頷いている方は宮本輝先生の本当のフアンであろう。
 

『にぎやかな天地』人間の「再生」が描かれている。
フリーの編集者・船木は顧客の老人から「日本の優れた発酵食品を後世に
伝える本」の制作を依頼される。 32年前の父の「死」と7年前の祖母の
「死」が主人公舟木聖司に今、にぎやかな時を運んでくる。

舟木をめぐる人間模様を通して、人間の業と幸福のからくり、生と死を
描いて人が人として幸福になる心の持ち方を追求している作品です。

乳酸菌や麹菌、微生物という極小世界の生命たちに囲まれてにぎやかに
人間は今まで生きてきたというふうにも言えるのでは・・・。

『勇気は自分のなかから力ずくで「えいや!」と引きずり出す以外に
出しようがないねん。無理矢理自分の心のなかから絞り出したら、どんな
弱い人間のなかからも勇気は出て来る』一緒に連れてくる2つのもの
『思いも寄らん凄い知恵・思いやる心』『死というものは生の一つの形
なのだ。この宇宙に死は一つもない生の現れ方を変えたにすぎない。』
『人間の不治の病→悪い性格』為になる言葉も随所に・・・

生きる勇気を与えてくれる作品です。 (2005年9月中央公論新社刊 より)

 
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にぎやかな天地挿絵展:坂上楠生


2011年01月22日

三十光年の星たち:連載を終えて=宮本輝

三十光年の星たち:連載を終えて 

もがいても、三十年後めざす=宮本輝

「三十光年の星たち」を連載中、多くの読者から感想や励ましのお手紙を頂戴した。

この紙面を借りて、それらの方々に心から感謝申し上げる。

そのなかの七十八歳のご婦人は、手紙の最後を「私も三十年後の自分を楽しみにして、
これからを生きていきたい」と結んでいた。

粛然と衿(えり)をただす思いで、私はあらためて三十年という歳月について
考えをめぐらせ、自分もまた再び三十年後をめざすぞと決意を固めた。

七十八歳の人の三十年後は百八歳。私は九十三歳。科学的な常識では、
どちらも生きている可能性の極めて低い年齢である。

もし私がいま二十歳であったとしても、三十年のあいだには何が起こるかわからない。
重い病気に倒れるかもしれないし、不慮の事故や災害に巻き込まれるかもしれない。

 勤め先の倒産、事業の失敗、大切な人との別れ、Miyamoto-T 008.JPG
 自らの未熟さによるさまざまな恥ずかしい失態、
 順調なときの慢心、逆境のときの失意と落胆。
 永遠につづくかと思える谷底でのあがき。

三十年という歳月は、ひとりの人間に、じつに
さまざまな誘惑と労苦を与えつづけるのだ。

だからこそ、三十年前、ある人は私の作家として
のこれからの決意を聞くなり、お前の決意を
どう信じろというのか、三十年後の姿を見せろ、
と言ってくれたのだ。

その言葉は、以来、かたときも私の心から
消えたことはなかった。
じつにありがたい言葉であったと思う。

三十代半ばの若造の私に、そのような言葉を、一見、
冷たく突き放すかに言ってくれる人がいたのだ。

毎日新聞社から朝刊連載小説をとの話があったとき、私は「三十光年の星たち」という
題だけが浮かんだが、小説の具体的な形はどうしても創りあげることができなかった。

他にも連載小説をかかえていたし、小説家になってからすでに九回も
新聞小説を書いてきて疲れ切ってもいた。

これはもう自分の体がもたない。お断りしたほうがいい。
お引き受けしたらご迷惑をおかけするかもしれない。私は本気でそう考えた。

しかし、そんな私のなかで、三十年後の姿を見せろという言葉が大きく鳴り響いた。

書けないだと? それでも小説家か。三十年後の姿がそのざまか。

私は自分自身にそう言って「三十光年の星たち」を書き始めた。
ひとりの名もない頼りない、たいした学歴もない青年が、三十年後をめざして、
手探りでもがきながら、懸命に自分の人生を作り始める物語を、である。

人間には何らかの支えが必要だ。とりわけ若い人は、有形無形の支えを得て、
難破船とならずに嵐をくぐり抜ける時期が必ずある。

だが、いまのこのけちくさい世の中は、若者という苗木に対してあまりにも冷淡で、
わずかな添え木すら惜しんでいるかに見える。

私は「三十光年の星たち」で、その苗木と添え木を書いたつもりである。

連載中は、多くの人たちのお世話になった。ここでそれぞれのお名前を
列記できないが、深く感謝の意を捧(ささ)げさせていただく。とりわけ、
挿し絵を担当して下さった赤井稚佳さんの、いつもどこかに飄逸(ひょういつ)
さのある温かいイラストは、私自身が毎朝楽しませていただいた。
心よりお礼を申し上げる。 (みやもと・てる=作家)

    ◇    ◇

「三十光年の星たち」は2010年1月1日から12月31日まで連載。
単行本は3月、毎日新聞社から刊行される予定。

毎日新聞 2011年1月18日 東京夕刊 より引用


2011年01月19日

『三十光年の星たち』の連載を読んでいたフアンより

天才+神業=現人神

以下の文面は『三十光年の星たち』の連載を読んでいた宮本輝先生の
フアンらしい方のサイトで偶然見つけた文章を抜粋したものです。

>今回のこの宮本輝の小説は、宮本輝がこの小説を書く狙いは、

>間違いなく、古今東西私が小説に求めるものそのものです。

>それは 人はどうして生きるのか、何のために生きているのか、

>どのように生きていくのか、ということ、

>つまり、人間の生きる理由と目的と方法 それらが、

>匠の業で文学に仕立て上がっています。

>何なんでしょう・・・!?。

>宮本輝という人は「現人神」のようなお方だ。


…と書いてありました。私も小説を読んでいると時々そう思う事がある。

「現人神」あらひと がみ、とは言い得て妙である…!?。
YAHOOの辞書検索で調べて見ましたところ、人の姿をした神の意。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が「吾是現人神之子也」といわれたとある。

今日では「天才」という表現よりも「現人神」の方がピッタリくる気がする。
この方の言い表し方に、なるほどなぁとつくづく感心させられた次第である。

三十光年の星たち
毎日JPの エンターテインメント > 毎日の本棚 > 三十光年の星たちをリンク。

「三十光年の星たち」 を読ませていただく日が、
ますます楽しみに、さらにさらに待ち遠しくなりました^^
ご本になるのは 3月なんですねッ。 出版したらすぐ買うぞう//!!



宮本輝フアンからのコメント!
ラベル:宮本輝 現人神

2011年01月10日

宮本輝「地の星」玉水旅館 宇和島 案内

宮本輝「地の星」の小説の舞台を巡る旅のしおり

宮本輝フアンとしては、大変貴重な資料です。「地の星ツアー案内図」

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【 作成者:さくおさん、2007.12.02 】

2007年12月のご講演の翌日、さくおさんに企画していただいた「地の星ツアー」
で「玉水旅館」を訪れたことを思い出しています。今振り返ると大変貴重な旅でした。
いつか「流転の歳月」で輝先生が立たれた地に私も立って天の河を観たいです。
(テルニスト クラブより引用)

2011年01月03日

この人物をrespect(リスペクト)!!

ニャーナーランカーラ長老・Respect

respect(リスペクト):この言葉は使い方や表現が多様で
相手国によっては誤解を招く場合があるので要注意だ!?。

お友達と思ってニャーナーさんと呼び対等にお付き合いさせて
いただいていますが、知れば知るほど偉い僧侶である。彼の生き方に
リスペクト、素晴らしいボランティア活動家であると思っています。

今日はニャーナーランカーラ長老をご紹介します。

こちらのリンク先でご覧になれます。

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こちらはニャーナーさんのBlogです。


追記
ニャーナーさんのスリランカカレーはメッチャ美味しいくて、クセになるよ!
機会があったらスリランカカレーのレシピをご紹介したいと思っています。







2011年01月02日

宮本輝先生の本を六冊購入「骸骨ビルの庭」

宮本輝作品「骸骨ビルの庭」を読み始める。

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喫茶店の青い屋根には宮本輝作品がたくさん置いてあります。
たまにですがお客様で「これ!読んでないから貸して」って言われると困ります。
けち臭いとかへんこに思われるのが嫌で「ダメ貸しません」って断れないからです。
そして、貸した本はどこかへ行ってしまって二度と戻ってくる事はありません…。
そういう事で相手の気持ちが良く解かる人は、読みたい本は自分で購入します。

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講談社BOOK倶楽部より引用

骸骨ビルの庭(上)内容紹介

すべての日本人が忘れられない記憶。荒廃したビルに青年と子供たちが
起こした奇跡。そこには、生き抜こうとする命が美しく輝いている。

現代人が失った純粋な生き方が、今、鮮やかに甦る。住人たちを立ち退かせるため、
八木沢省三郎は管理人として骸骨ビルに着任する。そこは、戦後、2人の青年が
子供たちを育てた場所だった。食料にも事欠き、庭で野菜を作りながら、彼らは命を
賭して子供たちと生きた。成人してもなおビルに住み続けるかつての子供たちと、
老いた育ての親。それぞれの人生の軌跡と断ち切れぬ絆が、八木沢の心を動かす。

骸骨ビルの庭(下)内容紹介

自分は何のために、そして、誰のために、生きているのか?心の奥底から
溢れ出す人間への讃歌!すべての生きとし生けるものへ贈る感動の長篇小説。

育ての親、阿部轍正は、子供たちの1人、桐田夏美への性的暴行の汚名を着たまま、
苦悩のうちに死んだ。真相を求めて、八木沢は夏美の行方を追う。過去の謎が謎を呼び、
秘密は深まる。一方、八木沢はビルにもう一度畑を甦らせようと一人耕し始める。
そして、小さな命が蕾をつけるとき、骸骨ビルの本当の意味が明らかになる。

宮本輝先生の対談が見れます。

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2010年11月02日

阪急伊丹駅3F 文学館で本を買った。 

宮本輝、最新刊「三千枚の金貨(上・下)」

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伊丹ターミナルの文学館

今日は休業日である、午後から久し振りに伊丹駅のターミナルに出かけた。
交差点の角のガラス張りの入り口からエスカレーターで昇ってゆくと
誰も気づかないし誰にも見られた事がない絵が飾られている。

阪神大震災後で崩壊した駅が復興し、如何なる災害や苦難にも人間には
乗り越える力があることを表したパステル画である。
エスカレーターの二階フロアで立ち止まり壁側を見上げてもらいたい。
(現在その絵は西日の影響を受け続けたため色褪せ、絵も少しずれている)



伊丹ターミナルの三階にある文学館で宮本輝の最新刊を購入した。
 三千枚の金貨(上) 三千枚の金貨(下) の二冊である。

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支払いを済ませたが、カウンターの女性に「宮本輝の他のは…」と訊ねると、
文庫本ならこちらに御座います。「こちらから、こちらです」と快く案内された。

「ぎょうさんあるがな!」あるのとダブったらいかんな、と思いつつ何度も物色し
買う本を決めた。「草原の椅子」も目にとまったが迷った挙句、手に取らなかった。
(今朝のヤホーのニュースを見て買っておくべきだったと悔やむことになった。)

文庫本は、にぎやかな天地(上・下)オレンジの壷 (上・下)を購入し店に戻った。

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小さなちっぽけな本箱に宮本作品がまた少しだけ増えた。どれから読もうか楽しみである…。

ラベル:文学館 宮本輝

今朝は大変な事を知った。宮本輝

秋の褒章 703人と32団体…宮本輝さん、

 政府は2日付で秋の褒章受章者703人(男性567人、女性136人)と
32団体を発表した。3日に発令する。

 学術・芸術・スポーツで著しい業績を上げた人が対象の紫綬褒章には、
「流転の海」や「草原の椅子」などの作品がある小説家、宮本輝さん(63)や、
落語家の桂文珍さん(61)、俳優の風間杜夫さん(61)らが選ばれた。

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◇巧みな人物描写に定評…小説家、宮本輝さん(63)(輝先生のコメント)

「36年間書き続けたことへのご褒美を頂いたと思っています。
一生懸命書いてきたので自分ではどれが代表作か分かりません」

 77年に「泥の河」でデビューし、翌年「蛍川」で芥川賞を受賞。
人間のあるべき姿を正面から問いかけるスケールの大きな物語と巧みな
人物描写に定評のある現代文学の名手だ。

 近年は「歳月のもたらす思いがけない恩恵を感じるようになった」と言う。
短期間で結果を求める社会に疑問を呈し、長い年月かけてやり遂げることの
大きさを説く。「何かをやり抜くのも勇気」という信念は毎日新聞に連載中の
「三十光年の星たち」に凝縮されている。「小説家は70歳を過ぎてからが
本当の勝負。まだまだこれからです」 

(毎日新聞 11月2日(火)5時1分配信 毎日JPより引用)

宮本輝先生の業績と功労を称えると共に今後の勝負に期待を込めて
諸手を挙げて「ばんざ〜い×3」のエールを送りたい…「おめでとう!!」



2010年10月14日

宮本輝先生の小説 泥の河〜花の回廊

宮本輝先生の小説について

店内に囲碁将棋に関する本と宮本輝先生の本と田辺聖子先生の本が
小さな本棚に並んでいます。窓際には主に推理作家の本があります。

青い屋根のカフェサービスで珈琲を飲みながらゆったり読書のひとときを。
読書好きの方は愛読書をご持参でいらっしてください。

青い屋根でお待ちしております。

宮本輝先生の本に関しては

1977年(昭和52年)当時30歳 第13回太宰治賞を受賞の「泥の河」から
つい最近読み終えた流転の海の第5部の「花の回廊」までの間、23冊。
何冊かは貸したまま戻ることは無く消えております。

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さて、ご訪問者にお願いですが、画像に写っている本の他にもたくさんの
作品を出しておられるので、あなたが読んだおすすめ作品を教えていただけ
ませんでしょうか。コメントよりご推薦の本の題名をお知らせ下さい。
よろしくお願いいたします。

ラベル:宮本輝
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