◇ 寺沢憲重の10のラッキー名言 ◇      
:幸福だから笑うわけではない。 むしろ、笑っているから幸福になれるのだと言いたい。       
:笑いのあるところには活気もある。よく笑う人は不機嫌な顔をした人より長生きする。
:叶えるのが夢だけど、叶わなくても夢は夢さ、泣いて笑ってそれが人生、平凡がいい。
:人生いろ色あらァな、それを頑張って乗り越えたら喜びや楽しみが待ってるんやでぇ。
:人生に於いて全ての壁が、自分を高める壁だと前向きに思える人は壁を超えられる。
:ネガティブフィードバックの時こそ、得難い学びのチャンスそのものなのである。
:大切だと思うのは世に名を博した偉い人や大作家とはなるべく謦咳に接することである。
:たった百人の中の、私という自意識や誇りや自尊心や見栄や保身や奢りや愚かさの孤独。
:他人と比較するのは無意味だ理想の自分と比較せよ。何歳でも自分を変える努力をせよ。
:人生のターニングポイントの決断には。やり始める勇気とあきらめる勇気が必要である。 

2011年06月08日

宮本輝氏は現代文学の中で最も好きな作家です。

宮本輝は日本文学の本質を貫き続けている!!。

「先生の本は現実味をおびていて、常に私の生活の中で言葉や考え方などを支えてくれています」。(フアンの声より)


 小説は娯楽です。現代において、物語性に富んだ作品全体の素敵な知性溢れる雰囲気がたまらないんです。

 本を読む楽しみは宮本輝の小説に出会ってから、静かに落ち着いて読書をしている時が一番好きなんです!。

 宮本輝の作品は時代や流行に翻弄されること無く、何年経っても色褪せず、永遠に読み継がれて行くのだ。


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「小説の世界観、人間学、奥深さ根底にあるもの、生きる幸福力をキャッチしよう!!」

    【実際にあったお客様との会話より】  

  Mさん「宮本輝の小説はおもしろくていいよ、読書が楽しみになるよ」

  Aさん「どの本、どれが面白いの、どこがいいの」

  Mさん「宮本輝の小説を読んでも、その良さがわからん奴は、一生わからんやろな」

  Aさん「ど、どういうこと?」

  Mさん「人間できてると、宮本輝文学の世界がわかるけど、人間できてへんと、わかへんというこっちゃ」

  Aさん「人間ができてるかできてへんか、試されるってことなん」

  Mさん「とも言えるが、小説から教えられ、考え、学び、気付かされ、人間ができてくる可能性を秘めている」

  Aさん「フ〜ン、短篇、長編どっちがおもしろいの、読みやすいのは?、マスターのおすすめはどれ…?」

  Mさん「ごちゃごちゃいわんと、片っ端から買うて読んでみぃ、コミックばっかり読んでちゃダメだよ」

  Aさん「読めば解るの…?」

  Mさん「読めば解るよ!、おもしろかった、よかった、その、よかったぁを感じらるかだねェ」

  Mさん「どう捉えるかは、感性にゆだねるよ、ココが大事ですよとは、小説には書いて無いからねぇ」(笑)/


※ どれでもいいです、いちど、じっくり読んでみてください。宮本輝ワールドへどうぞ!!

ラベル:宮本輝 現代文学

2011年06月07日

現代を代表する文豪宮本輝『人間の幸福』を読んで

『人間の幸福』宮本輝:著

1995年4月に幻冬舎文庫より刊行された『人間の幸福』を読んでいる途中ですが、登場人物の描写
に長けていることにいつも感心させられる。どうして女性の心理や内面をこうも上手く描けるのだろうか…?。

 宮本輝は人の気持ちや心を巧みにあやつる名人なんだなぁと、読んでいて、ふと、思った!!。
寸評や解説などで、ストーリーテラーと称されるのをよく見かけますが、人の気持ちや憂いが解る、
人の心を読める、察する、着眼点、記憶力、思考回路など、その優れたすべての英知と才能と頭脳と
努力が読者の心を鷲掴みにし、夢中にさせ、最高傑作といわれる名作や名文・名言を生みだす。
登場人物の心をあやつり、読者の心をあやつる、人間描写の天才作家と称したくなるのである!!。

常に娯楽性を忘れることなく、高いストーリー性に仕立てられた作品は巧妙で緻密で周到でありながら、
驕らず高ぶらず、平易で解りやすく、読みやすい文章で、読者に生きる勇気や安堵感や幸せ感を与える。
よかった、面白い、成る程と、感慨無量の余韻を残す。これが宮本輝文学の私なりの世界観である。

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「人間の幸福」は、読みやすく、ミステリータッチの新境地の感がある作風でストーリー展開が実に面白い!!。
あれよあれよと、葛篭折(つづらおり)のように展開します。大阪弁で言うと「ようできてまんねん、読んでみなはれ」

宮本輝;著の作品はamazonで購入するのが確実で手っ取り早いです。


2011年06月02日

めずらしいことに一日で読破した小説『春の夢』

井領哲之という名の大学生の一年間のドラマ

1988年文春文庫から刊行された『春の夢』の新装版です。

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青春文学、宮本輝:著『春の夢』
読んでいて、これは名言だと思ったところを抜粋して書き写すのが手間取るので、
画像にしました。クリックして拡大したら読めると思います。読んでみて下さい。
老若男女、年齢関係なく読めるいい作品です。とくに、若い人に読んでもらって、
「よかった〜おもしろかった〜」という中から、生の何かを感じ取って欲しいです。




2011年05月29日

私が読んだ本、宮本輝:著「三十光年の星たち」

「三十光年の星たち」宮本輝:著

30年後を見すえてがんばるぞ〜という気に成る、させられる!!

絶妙な坪木仁志のつぶやきに何度笑いをこらえただろう。いや、声に出して笑っただろう。
真剣な会話の中にコミカルな語り。読んでいて飽きさせない仁志とその周りの人たちとの会話。
どこにでもありそうな会話なのに安心させられる、心和らぐ会話は読み手を魅了する。そして何よ
りも、重みのある言葉に自分の人生を考えさせられる。(Amazon五ツ星カスタマレビューより抜粋)

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読み終わって、感想文、寸評、解説のようなものを書くのが苦手ですが、読書をする楽しみ、
小説を読むおもしろさに引きずり込まれたのは、宮本輝の「流転の海」を読んでからである。
今は夫婦で全作品を読破したい気持ちになり、暇さえあれば店で作品のどれかを読んでいる。

店番中の読書だが、今回読んだ「三十光年の星たち」は上下を二日間で読了し今までで最速だった。
それだけ読み進めることに夢中になり没頭させられる、おもしろい物語だった。
寸評でおもしろいの他にもっと気の利いた表現が無いのかなぁと考えても「深い意味のある面白さ」
この程度しか浮かばない…、この本は30年先に未来がある若い人にこそ読んでもらいたいと思う。




2011年05月27日

劇団文化座公演133宮本輝:原作『骸骨ビルの庭』

俳優座劇場 2011年 6月16日(木)〜26日(日) 

劇団文化座公演『骸骨ビルの庭』を是非とも観て見たい。
「この小説は芝居に出来るんじゃないかと思ってました、ミュージカルとか」と
原作者:宮本輝氏自身が語っている。
脚本:小松幹生(こまつ みきお)演出:黒岩 亮(くろいわ まこと)。

【ものがたり】  大阪は十三(じゅうそう)にある通称・骸骨ビル。

戦後のある時期から戦争孤児たちが住み着き、ビルの持ち主である復員兵の阿部徹正と
友人の茂木泰造により、混乱と貧しさの時代を育て上げられてきた。そして平成6(1994)年。

ビルの明け渡しを迫られている老いた茂木と今や中年となった孤児たちであるが、不遇のうちに
死んだ恩人・阿部徹正に掛けられた汚名を晴らすため、骸骨ビルから出ようとしなかった。

彼らを立ち退かせる任を負い管理人としてやってきた八木沢省三郎は、一癖も二癖もある住人
たちと交流する中で、かつての二人の青年と孤児たちの歩んできた人生、そして実の親子
以上の深い絆を知るのだった。

阿部は何故、そして如何にして、縁もゆかりもない子供たちを育てるに至ったのか……!?。

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みなさ〜ん、『骸骨ビルの庭』人間の素晴らしい物語を演じる。劇団文化座公演を見に行きましょうね!!。

2011年05月26日

宮本輝:著『オレンジの壷』講談社文庫

『オレンジの壷』

「お前には、どこも悪いところはない。だけど、いいところもぜんぜんないんだ。女としての魅力も、
人間としての味わいも、まったく皆無だ」離婚した夫の、別れぎわの言葉は、佐和子の心に深く刺さって……。

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『オレンジの壷』女性雑誌に足かけ六年間にわたって連載!、秘密めいた過去を明らかにする傑作長編小説。

田沼佐和子は1年で離婚し物語はその1ヶ月後から始まる。亡き祖父が佐和子に遺した日記を読み
始めるところからミステリーの世界へと引き込まれていく。祖父が第一次大戦直後1920年代の
パリで何をしたのか?祖父が日本に残したあや、パリでのローリーとレナーテとの愛、祖父の娘の
マリーは生きているのか?佐和子は滝井茂之とともにパリへ向かう。“オレンジの壷”の真実とは?。
面白いです。「あざなえる縄の如し」緻密にちりばめられた謎や疑問が次々と解き明かされていく…。



2011年05月07日

今週の本棚:川本三郎・評『三十光年の星たち 上・下』=宮本輝・著

今週の本棚:川本三郎・評 『三十光年の星たち 上・下』=宮本輝・著

 未曽有の大地震のあと日本の社会は明らかに変わった。かつての自己責任論は後退し、
誰もが他者のために何かをしようとしている。そんないま、人のために金を貸そうとする
佐伯老人や、その教えに惹かれ職人の道を進もうとする仁志たち若い世代が輝いて見える。

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 植樹の話が出てくる。世界中に三万本の木を植えたという植物学者に教えられ丹後の
町で植樹祭が行なわれ、仁志も参加する。何十年も先の木々の成長を思って黙々と木を
植える。その木が大きく育った時には仁志はもうこの世にいないかもしれないが、
それでも木を植える。地震後のいま読むと感動が深い。

【毎日JP】こちらの毎日の本棚をぜひお読み下さい!!

2011年05月02日

宮本輝の本〜記憶の森〜

宝島社 「宮本輝の本」 発効日2005年4月15日 第一刷発行

丸ごと一冊宮本輝が自身を語りつくす___フアンにとってはたまらない一冊です。

宮本輝・作品紹介 1977〜2004 小説・エッセイ・紀行文・対談集・編集
小説を一ページごとに紹介している。解説文はとても読み応えがあります。
Special Newly 書き下ろし短篇小説「スワートの男」が最後のページにあります。

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この貴重で大切な本は、テルニストつながりのさくおさんが、二冊持っているから一冊は
ここに置いときますといって、寄贈してくれたのです。「ありがとうございました」。
これで、私もテルニストとして一人前になりましたです。一郎さんそうですよねェ、(^^)/






2011年04月26日

宮本輝:著『三十光年の星たち』インタビュー記事

読売新聞 著者来店より 『三十光年の星たち』 宮本輝さん

歳月は、不幸を変える

書店への配本は東日本大震災の発生当日だった。阪神大震災で兵庫県伊丹市の自宅が全壊し
た経験を持つものの、余りの被害の大きさに言葉を失い、「本どころじゃない」と思った。

 ただ、今はほぼ同時期に出版されたことに意味を感じている。長い歳月は不幸や災厄を逆
の何かに変化させ得る、というテーマを扱った4部作の、締めくくりとなる1作だからだ。

本文の続きはYOMIURI ONLINE のコチラ

2011年04月25日

名人の話芸、名演大全集 五代目:古今亭志ん生

『寝床』笑うということはいいことです。

『寝床』おおきなあくびから、どどいつに移っていくとこなんかは絶妙の芸です。
避難生活で辛い日々をお過ごしになっている、被災地の皆さまも古今亭志ん生さんの、
面白い落語を聴いて、大笑いして、元気の活力につながれば嬉しいんですがね…!?
こんな時こそ、気分転換に落語を聴く時間があってもいいんではないでしょうか…。

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5代目古今亭志ん生の『寝床』

旦那が義太夫を聞かせたがるくだりから以下のような展開になる。

仕方が無いからと、番頭相手に差し向かいで語りだした旦那。殺人的義太夫の拷問に当然
番頭は逃げ出し、旦那は見台を持って語りながら追っかける。進退窮まった番頭は蔵へ逃
げ込み引きこもるが、旦那もさる者で引き窓までよじ登り蔵の中へ義太夫を語りこむ。
蔵の中は義太夫が渦巻き、パニックになった番頭はその後失踪した。

サゲは「いまあの人は、ドイツにいる」。つまり番頭は国外逃亡してしまったのであるが、
何故ドイツなのかは全く説明がない。シュールなオチである。 (Wikipediaより引用)

「あの人は今、ドイツに居るってぇじゃないか」はサゲ(オチ)ではなくクスグリ
(ギャグ)です。ギャグの説明をするのは究極の野暮というもんですが、旦那の義太夫が
あまりにも怖いのでなんと国外逃亡しちゃったよー、というギャグですよね。


「寝床」の本来のサゲは…

御簾のむこうで旦那が無我夢中で浄瑠璃を語っていて、客席を見ると お客は
全員お酒を飲んで酔っ払って寝てしまっている。
旦那「なんじゃ、この有様は!けしからん。
   こんな結構な浄瑠璃を聞いて泣くどころか寝るとは!」
丁稚「え〜ん(泣)」
旦那「おぉ、お前は小さいのに浄瑠璃が分かるとはたいしたもんじゃ。
   どの辺が悲しかったかな?」
丁稚「浄瑠璃が悲しぃて泣いてんのやおまへん」
旦那「では、どうして泣いておるのじゃ」
丁稚「旦那の床でちょうど私の寝る場所があらしません」
(ドンドン)となります。
浄瑠璃を語る場所を「床」といます。
それを丁稚が寝る「寝床」とかけて落としているのが本来のサゲです。
(Web 検索より参照)

志ん生さんのバージョンでは、これでは面白くないんで、ドイツへ逃げたと大袈裟な
ギャグにしたんでしょうね。それともまくらの、どどいつに引っかけたのかなぁ…?




名作は今も輝きを放ち続ける!青春文学の最高傑作!!

『青が散る』 宮本輝:著 色あせない青春の光と影

 題名にひかれ、七つ上の姉の本棚からこっそり拝借したのはいつだったか。
大学生が織りなす恋とテニスの物語に夢中になった。

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 成り行きで新設大学を受験した燎平は、殺風景なキャンパスで夏子と出会う。
真っ赤なエナメルのレインコート、鮮やかな口紅。その瞬間、青春が音を立てて回り出す。
本書には、やはり大学時代、創設されたばかりの追手門学院大学で、テニスに打ち込んだ
著者の、若き頃への思いが投影されているという。

 若者たちの日々は輝かしいばかりではない。ある者は忍び寄る病の影におびえ、
ある者は破滅的な恋に身を投じる。女王然とした夏子も、つまらぬ男にひかれて
周囲を混乱させ、自らも深く傷つく。

 文庫新装版にあとがきを寄せた作家の森絵都さんは、「青春最大の特徴は、光よりも
むしろその色濃い影にある」と書いている。人気のないキャンパスで再び燎平と夏子が
向き合うラストシーンは、多くの読者の胸をしめつけた。
恋を夢見た頃を何十年も過ぎて読み返しても、決して色あせない青春文学の名作。

(YOMIURI ONLINE ロングセラーの周辺 より抜粋)

今の若い人たちに、是非とも読んでもらいたいTerakenからのおすすめの小説です。



ラベル:青が散る 宮本輝

2011年04月21日

宮本輝の小説に出会ってから読書漬けになった!!

本日は「にぎやかな天地」の一席

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いつもこちらにご訪問していただいている。皆さまには心から御礼申し上げます。

こっから先は、古今亭志ん生になり切ったつもりで読んでおくんなさいまし。
志ん生さんを知らねぇ御仁は落語家になったつもりで、読んでおくんなさい。

(テンツク ピー テン テン ピー テンツク ピー ドンドン)
まぁ〜これはねェ、この単行本はね、見りゃ判るようにまっさらなんでございます…。えぇ、
なんであたしんとこへ、こんなご立派な単行本が来ちゃったのかって?、それを聞かれてもねェ〜、
そ、そ、それが云えないんです。え__こうやってどうだいとばかりに、見せびらかして、
あたしのだいじな宝の本を、見てもらいたかっただけで、何てこたぁねぇ、たんなる自慢だァ〜、
いや〜、こんな自慢話に付き合わせちやって、ていへん申しわけありませんですなァ・・・。

え〜〜で、その御詫びにと言っちゃ〜何ですが、この小説「にぎやかな天地」の中にィ、
人間の体にとってもい〜い、酵素の話が専門的に出て来るんでございまして、んんん・・・。

それを文庫本で読んだ〜内の女房がァ、小説から得た知識でもってェ〜、体にいい生きた
酵素がいっぱい入ってる糠漬けをこしらえまして、そのお漬物があっさりとして
おいしくって、うめぇんだァ〜んん、まい朝そのお漬け物が食えるんですなァ。

読書を楽しめて、その小説のお陰で健康にもなる!!どうです!一石二鳥じゃありませんか、
「にぎやかな天地」を読んでみませんか!?、理論ぶる必要はないんです。読めば解ります。
あたしみていに、宮本輝の文学の世界にどっぷりと、漬かって見ますかい!?えェ!?
でぇこんじゃねぇから漬からねぇて…!!、   「お後がよろしいようで・・・」
(テンツク ピー テンツク ピー テン テン テンツク ピー ドンドン)


「にぎやかな天地」参考レビューWeb検索より抜粋引用。

宮本輝やっと読み終わりました、面白かったです。
著者のここ何作かの中ではイチバン好きかもっ♪
発酵食品の本を作る為に各地を取材する主人公。
微生物の営みと、生と死が重なる感じで人との関わりが描かれています。

内容説明. 船木聖司は、謎めいた老人・松葉伊志郎の依頼により、
豪華限定本の編集・ 製作を手がけている。
今回の依頼は「日本の発酵食品を後世に残すための本」。
日本各地を取材する聖司は、微生物の偉大な営みに魅せられていく。

『にぎやかな天地』

2011年04月19日

宮本輝『歳月四部作』6年間に及ぶ集大成!!

宮本輝:著「にぎやかな天地」「骸骨ビルの庭」「三千枚の金貨」「三十光年の星たち」 

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一日遅れで伸びましたが、投稿日時2011-04-19 10:28の画像が上で、二日後に下の画像になりました!!。
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先日、読売新聞の記者のインタビューを受けているとき、「にぎやかな天地」、「骸骨ビルの庭」、
「三千枚の金貨」、「三十光年の星たち」という4つの小説には一貫した共通のテーマがあるよう
に思うと言われました。その記者は「歳月四部作」ですね、というのです。

もし「歳月四部作」という言い方が最も適切だとするなら、2004年春、58歳から
2005年春にかけて読売新聞朝刊に連載した「にぎやかな天地」に始まって、
「骸骨ビルの庭」から「三千枚の金貨」、そして、2010年元旦から12月31日まで
毎日新聞に連載した「三十光年の星たち」で四部作が完成するまで6年かかったことになります。

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記録として残しておきたい、とてもいいお話しでしたので、一部を抜粋させていただきました。
このような凄い底力で、大震災の被災地域も6年後には目覚しい復興を遂げていることでしょう。




2011年04月16日

現代文学の短編集「星々の悲しみ」宮本輝:著

「星々の悲しみ」宮本輝:著

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星々の悲しみ7 西瓜トラック73 北病棟101 火131 小旗155 蝶179 不良馬場203 の七作品

これ程「生きる」ということの意味を深く考えさせられる作品もなかなか無いだろう。
主人公の心の葛藤を巧みに描写し読者に「わかりやすさ」こそが文学であると教えてくれる。
宮本輝短編集の中でこれが一番好きだ。
懐かしい風景のようにやさしく余韻がふつふつといつまでも残る作品である。
読むたびに心に響く、とにかく最高です!。
(わたしの好きな宮本輝作品ー推薦文ー入賞)





2011年04月15日

毎日新聞 2011年4月7日 東京夕刊掲載:宮本輝さん・津村記久子さん対談

三十光年の星たち:刊行に寄せて 宮本輝さん・津村記久子さん対談

2010年1月1日から12月31日まで毎日新聞朝刊に連載された宮本輝さんの小説
『三十光年の星たち』の単行本(毎日新聞社、上・下各1575円)が刊行された。

30歳の青年、仁志を主人公に据え、歳月の大切さを改めて問いかけた物語について、
宮本さんと津村記久子さんが語り合った。16年前の阪神大震災を関西で経験した
作家2人の対談は、東日本大震災を巡る話で始まった。

 ◇苦労重ね、培われるものある−−宮本さん

 ◇すべての人物に物語−−津村さん 
 

対談のつづきはコチラからどうぞ

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『三十光年の星たち』を読んだ人のレビューより

絶妙な坪木仁志のつぶやきに何度笑いをこらえただろう。いや、声に出して笑っただろう。
真剣な会話の中にコミカルな語り。読んでいて飽きさせない仁志とその周りの人たちとの会話。
どこにでもありそうな会話なのに安心させられる、心和らぐ会話は読み手を魅了する。
そして、何よりも、重みのある言葉に自分の人生を考えさせられる。

 些細な試練や未曾有の試練はいつ何時訪れるかは誰にも解らない。それこそが人生である。
その中で、様々な経験を通し得ていくものは果てしない。その経験を活かすも殺すも自分自身だ。
この小説に経験の活かし方を教えられているように私は思う。何度も何度も読み返したくなる。
そして三十年後・・・また読み返してみようと思う。

読み出すとどこで止めておこうか悩む。 それだけ読み続けたい。 引き込まれる。

などこのように、星五つのすばらしい感想のレビュー が書き込まれております。

2011年04月08日

まだまだ読みたい本がある。宮本輝文学の世界!!

   
    ジャンルは趣味・コレクション

   ジャンルを洗濯して下さいの中に、生活・日常があるがカテゴリーに読書が無い。
   趣味・特技のジャンルには、文学とか読書というカテゴリーが無い。でいつも迷う!?

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   きょうは小さな本棚を整理したついでに、写真で押さえておこうと言う気になった。
   読者と小説いう間柄で一生付き合っていこうと思っている。本たちが並んでいる。
   小説の事をどうと聞かれりゃ、これがどうの、あれがどうのと、簡明に話したくない。
   「そりゃ、おもしろかったよ」と一言だけ云う!!読んで解る人には解る小説だから…。

  スーと心頭に溶け込むように入ってきて、フワリフワリと抜けて行く、安堵と幸福感が漂う。
  そんな不思議な宮本文学の世界「奇」をあやつり、生きることを考えさせ心の内を揺さぶる。
  こうなって、あぁなって、こうなりました、チャンチャンではなく、いわば決め落ちの無い
  終わり方であるが、無粋さは微塵も無く、思わず頭を左右に振り「やられた」とその「巧さ」
  に陶酔し暫く余韻に浸る。生と死を考えさせられ、幸せ感に酔い、気づかされ、魅了され、
  やがては、宮本文学の虜になる。読書を楽しませてくれる。宝物のような小説ばかりである。

  珈琲300円でゆっくりと小説を読むのはOKです。マスターはケチなので貸すのはNGです。
  読んでみて気に入りましたら、Teraken Shop で購入してじっくり読んで下さい。

ラベル:宮本輝

2011年04月07日

宮本輝:著 短篇集「胸の香り」 

宮本輝、珠玉の七篇の小説が収録「胸の香り」

月に浮かぶ・舟を焼く・さざなみ・胸の香り・しぐれ屋の歴史・深海魚を釣る・道に舞う
三十枚の原稿に結晶させた珠玉の七篇。

男と女、母と子、人それぞれの愛憎と喜び悲しみを、人生の陰翳を描き惻々と胸を打つ短篇集。

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人生体験から出てきた「奇」というか、いずれも不思議な、余韻の残る作品たちである。
具体的に云えないから困るんだが、人生の考えようがちょっと変わったような気がする。





ラベル:胸の香り 宮本輝

2011年04月02日

いつ読んでも価値観が高い宮本文学、エッセーより

「生きものたちの部屋」「五千回の生死」を読んで。

宮本輝の小説は読み出したら止まらないと、よく聞くけど、いいねぇ面白い本当だよ!!
でも、人間としてちゃんと出来てないと、小説の世界観や奥深い意味が伝わらないかも・・・?
そう云うあんたは人間出来てんのかって、読めば読むほど人間が出来てくる気がするんや。

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「生きものたちの部屋」のレビューより抜粋
どの話からも人間宮本輝を感じることができる。また、 ほのぼのとした感じがあり、
読んでいて心地よい作品だ。小説を読んでいるだけでは分からない、生真面目で正直な
作家の素顔を知ることができ、とても面白い作品だった。

大好きな宮本輝さんのエッセイ。 読みやすく、情景なんかが目の前に浮かぶようにでて
きたのは言うまでもなく! とても強い芯を持っておられたり、人を批判したりしない姿勢は、
かっこいいなぁと思った。 きっと小説の中にもそういったかっこよさがあるから、宮本さん
の本がとても好きなんだろう・・・。 関西弁がちょくちょくでてきて、結構笑わせてもらった。


「五千回の生死」のレビューより抜粋
一種特異な背景を舞台に、何でもない小道具を使って綿密に練られた
ストーリーは、何とも表現し難い読後感をもたらす。ストーリーの中の
人々の生き生きとしたふれあいがさらに氏の短編の魅力を増している。

それぞれの短編小説で語られている生と死を通して、人の生から死まで
をいろいろな視点から見ることによって、自分の今までの人生を振り返る
ことができる一冊。


小説に出てくる母の名は雪さん、私の母の名は深雪さん76歳で胃癌で亡くなった。

私も前後見境無く暴れた事があった、硝子、洋服ダンス、壁、灰皿が壊れてた。
素手で叩きつけるから、暴れまくって気が付き、我に返ると、手が血だらけで…。
何ともいえない目つきで見つめている。三歳の長男と目が合い、こんなことアカン
2度とやったらアカンと、心に決めてからは、それ以来一度も噴火をしなくなった。

アスファルトの舗装会社に勤めてたが、県道を通る車の整理も土方がやらされた。
片側通行の現場に間違って車が入ってくると、「コラァ〜」といってスコップが飛ぶ、
大型機械を扱うとついつい気が大きくなって、気も荒くなるのである。
ダンプで積んで来るアスファルト合材の温度は150℃近辺であるので長靴にくっ付くと
熱くてたまらない。アスファルトをならすレイキを持って、フィニッシャという機械の
横で汗だくになって舗装工事の夜間作業をしていた。
つかの間の休憩に食べたおにぎり、お茶碗で飲んだ冷酒の味、懐かしく咽がゴクッと鳴る。
湯気を立てながらタイヤローラーがアスワルトを固めていく、散水しローラーが
仕上げていく、明日になれば新しいアスファルト道路が開通して行く。


ラベル:宮本輝

2011年03月29日

最近読み終わった宮本輝の小説で感じたこと。

「幻の光」「命の器」宮本輝:著を読み終えて。

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何を成すにしても、強く生きる力が根底になくてはダメなんだなぁ、、
言い方を替えれば、人生論には強い生命力が必要なのだなぁと思った。


生きる力とは鍛えられるものであろうか?
どうすれば強く生きられるのであろうか?
難業苦行、難病に立ち向かう生命力とは?

おぼろげに、精も魂も尽き果て生きる力を失ってしまったら、
アカンなぁと、理解は出来たつもりやが・・・、今のところは何かあったら、
「生きる力や」「生命力や」と反芻するように言い聞かせて見よう。

ひとつ思うのは、生命力は誰でも持つ事ができるんじゃないかなぁ。
したいことや、楽しみを見つける事も、生きる力になるやも知れん。

2011年03月24日

宮本輝の「三十光年の星たち」 私の老後の生き方!?

朝刊連載の小説「三十光年の星たち」を読んでいた人のブログより。

Teru2 003.JPG  書き出しはこうだ・・・、
  >長いこと読んでいるが朝刊連載の小説ははずれがない。
  >いまは宮本輝の「三十光年の星たち」がだんだん佳境に入ってきている。
  >私は彼の作品の中にちりばめられる言葉が好きだ。

  今朝はっとした!・・・
  「服は着られればいい。風呂敷は物を包めればいい。
  人々の生活がせちがらくなると、安ければいいという風潮が、
  一種の生活哲学となっていく。だがそれはやがて人間や社会
  からも大事な思想を奪っていく。『物』を見る目というのは、
  人間を見る目もある。優れた『物』の価値を解せない人は
      『他者』をも粗末にするようになっていくのだ」(・・佐伯老人の言葉より引用)

>安物を買ってどんどん捨てていくことも多くなった現代に、警鐘の言葉のような気がする。
>私は物の価値と対価がまっとうなものが好きだ。それにしても、今の社会に欠けている
>ものはこの小説の中の「佐伯老人」のような存在ではないだろうか。若者の値打ちを見抜く
>眼力、育てる力。。。老人は安定した老後をエンジョイするばかりでなくもっともっと、
>社会に力を発揮するべきだと思う。(徒然なるままに様より抜粋)


毎朝届く朝刊の小説「三十光年の星たち」を読んで、この方は、このように感じたんですね…。
こういう内容の感想文は好きだねェ、だって、これから読もうとしている小説に書かれている
いいところをちょっと解ると、「そう、そうですか」と、ワクワクしてくるじゃないですか!!
私も反省して、今日から「社会に力を発揮するべき」老後の生き方とは何かを考えよう〜と!?