「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
さくおさんに貸していただいた「アルジャーノンに花束を」をきのう読み終わりました。
それで、こんな事があったことを思い出しました。
1958年、当時、全国的に行なわれていたIQテスト、小学生の時、
このクラスで一番IQが高かったのは、145の寺田くんです。
担任の先生から、そう言われた時!、まさかと戸惑いながらも嬉しかった(´∀`)。
あとで聞くと、一つ年上の先輩で150以上が一人いましたが、友達も居なくて、
本ばかりを読んでいて、近寄りがたくって、変わってるなぁと思ってました。
町の商店街の入口の角にある雑貨商の息子さんで。
主にスポーツ用品を売っていたように記憶しています。
そのIQ150以上の先輩が大学を出て、町の役所に勤めたのですが、
(田舎の兄から聞いた話によると)、
ある日、水道の水源池の水を見て来てくれと上司に言われました。
IQ150以上の彼は、小高い山にある水源池に行きました。
夕暮れが近づいて来ているというのに、余りにも帰りが遅いので、
他の所員が迎えに行ってみると、建物の壁に背中をもたれて、
しゃがんだ格好で、本を読んでいました。
迎えに行った。所員が「今まで 何を見てたんだ」と、叱るように聞くと、
「水をずっと見てたけど 何も変化は無かった」。と、言ったそうです…!?
(水位計を見て水量を報告すれば済むことを…!?)。
小説を読み終えたあと、今の自分のIQがどうなのか?、ちょっと気になり、
ネット検索で見つけたIQテストをしてみたら95でした。
あなたの頭脳は平均レベルでしょう。努力すれば努力した分だけ報われるはずです。
「よかったぁ!!!」、チャーリー・ゴードンと友達になれそうだ!(^_^)。
※ ちなみに、ぼくが行った解説付きのIQテストは こちら です。(二度目は101でした!。)
出典 Amazon.co.jp: カスタマーレビュー より引用した感想文です。
作者であるダニエル・キイス自身が「思いやりなき知性は無意味だ」と語っているように、
心を置き去りにした現代文明への批判がメインであることは勿論なんですが、
それだけではないんじゃないかと思います。
まして「勉強なんて何の意味があるの?」と考えるのは、実にナンセンス。
何も知らなければ確かにお気楽である意味「幸せ」だけど、それは本当の「幸せ」ではないし、
一人前の人間とは言えないんじゃないでしょうか。
知ることによる苦しみを引き受けてこそ人間なんだと思います。
単にバカだった頃の方が幸せだったと言いたいわけじゃなくて、白痴に戻ったチャーリーが
現実の醜さを知った上で、それでも勉強しよう、成長し続けようとする姿を
描きたかったのだと私は思っています。チャーリーの向上心、努力する様子に注目すべきです。
ぼくは。人間の尊厳とは何なのか…?!を、考えさせられました。(-.-;)。
これが活かされ
てらけんさんのあらゆる才能に納得です。
[アルジャーノンに花束を]
ざっくりですが読みました。
[星の王子さま] とテーマが似てますね。
はずかしながらすうねんまえはじめて
ほしのおおじさまをよみました
そして、翻訳に感心しました。
◎ ようこさん、うれしいなぁ、ようこそです。最近は皆さんFBで
お忙しいせいなのか!?コメントがめっきり少なくなっています。
ほしのおおじさまは。どんなのかじぇんじぇんしりません^^)。
ようこさん、近いうちに、また遊びに来て下さい^^)。