本日の正午過ぎに青い屋根に訪れたお客さんは、遠路はるばる横浜からわざわざお越しになりました。
そのいきさつはこうです。もともと何度かお見えになられたことのある伊丹市にお住まいのお客さんで、
以前に、宮本輝さんの小説のお話したことがあり、その方が読み始めたのが「流転の海」シリーズで、
現在「花の回廊」まで読み進み、今では、すっかり宮本輝さんのフアンになってしまいましたという方で、
もうお人方は、横浜からお見えになられた方で、ここから、「良」(りょう)さんと呼ばせて頂きますが、良さんが
宮本輝さんの小説を愛読するようになり、大フアンになったキッカケは、たまたま目にした「ラジオ深夜便」の
創作の源泉を語る宮本輝を読んでからでした。それまでは全く知らないと言ってもいいくらいだったそうです。
それからと言うもの、宮本輝著作の全小説を表にしてコピーし、まだ購入できていない何冊かは、赤い文字で書き、
読み終えた小説には日付を入れ、物語の舞台を把握するために、その国の地図やドナウ川の地図を買い求めたり、
登場人物がよく解るように相関図を書いてまで読むという凝り様で、並々ならぬフアンになってしまったのです。
社員を育成する立場にあるので、宮本輝さんの小説の名言や啓示を引用し、説く事が多くなったと語っていた。
前途した伊丹市のお客さんが、知り合いの良さんが宮本輝さんのフアンになっていることを知り「青い屋根」の
宮本輝ミニミュージアムのことを話したところ、是非とも行ってみたいと言うことで、今回実現したそうです。
紀伊国屋で購入することができたと言って、 宮本輝全短編上下巻を嬉しそうに見せて下さいました。
輝先生ファンが増えて、世の中がよくなるといいのにな。
◎ 恵さん、こんにちは。
輝先生の本の愛読者になり、心ひかれフアンになった方は
他の人にも、いいから読むようにとすすめているそうです。
嬉しいことですね。