三十光年の星たち:刊行に寄せて 宮本輝さん・津村記久子さん対談
2010年1月1日から12月31日まで毎日新聞朝刊に連載された宮本輝さんの小説
『三十光年の星たち』の単行本(毎日新聞社、上・下各1575円)が刊行された。
30歳の青年、仁志を主人公に据え、歳月の大切さを改めて問いかけた物語について、
宮本さんと津村記久子さんが語り合った。16年前の阪神大震災を関西で経験した
作家2人の対談は、東日本大震災を巡る話で始まった。
◇苦労重ね、培われるものある−−宮本さん
◇すべての人物に物語−−津村さん
対談のつづきはコチラからどうぞ

『三十光年の星たち』を読んだ人のレビューより
絶妙な坪木仁志のつぶやきに何度笑いをこらえただろう。いや、声に出して笑っただろう。
真剣な会話の中にコミカルな語り。読んでいて飽きさせない仁志とその周りの人たちとの会話。
どこにでもありそうな会話なのに安心させられる、心和らぐ会話は読み手を魅了する。
そして、何よりも、重みのある言葉に自分の人生を考えさせられる。
些細な試練や未曾有の試練はいつ何時訪れるかは誰にも解らない。それこそが人生である。
その中で、様々な経験を通し得ていくものは果てしない。その経験を活かすも殺すも自分自身だ。
この小説に経験の活かし方を教えられているように私は思う。何度も何度も読み返したくなる。
そして三十年後・・・また読み返してみようと思う。
読み出すとどこで止めておこうか悩む。 それだけ読み続けたい。 引き込まれる。
などこのように、星五つのすばらしい感想のレビュー が書き込まれております。
2010年1月1日から12月31日まで毎日新聞朝刊に連載された宮本輝さんの小説
『三十光年の星たち』の単行本(毎日新聞社、上・下各1575円)が刊行された。
30歳の青年、仁志を主人公に据え、歳月の大切さを改めて問いかけた物語について、
宮本さんと津村記久子さんが語り合った。16年前の阪神大震災を関西で経験した
作家2人の対談は、東日本大震災を巡る話で始まった。
◇苦労重ね、培われるものある−−宮本さん
◇すべての人物に物語−−津村さん
対談のつづきはコチラからどうぞ
『三十光年の星たち』を読んだ人のレビューより
絶妙な坪木仁志のつぶやきに何度笑いをこらえただろう。いや、声に出して笑っただろう。
真剣な会話の中にコミカルな語り。読んでいて飽きさせない仁志とその周りの人たちとの会話。
どこにでもありそうな会話なのに安心させられる、心和らぐ会話は読み手を魅了する。
そして、何よりも、重みのある言葉に自分の人生を考えさせられる。
些細な試練や未曾有の試練はいつ何時訪れるかは誰にも解らない。それこそが人生である。
その中で、様々な経験を通し得ていくものは果てしない。その経験を活かすも殺すも自分自身だ。
この小説に経験の活かし方を教えられているように私は思う。何度も何度も読み返したくなる。
そして三十年後・・・また読み返してみようと思う。
読み出すとどこで止めておこうか悩む。 それだけ読み続けたい。 引き込まれる。
などこのように、星五つのすばらしい感想のレビュー が書き込まれております。
小説です。
でも救いがある・・
そして、読んだ後、もうひと頑張りしようと思いますね。
人それぞれの人生、試練で超えていくしかないですね。
そんなときに先生の1冊は心の糧になります。
私は運が良いのか大きな試練に遭った様な気がしないです。
輝先生の本を愛読するようになったのも、この歳に至っていた
から、良かったような気がします。小説から通じるもの、伝わ
るものが自分の過去と重なったりして、読書が楽しみです。