◇ 寺沢憲重の10のラッキー名言 ◇      
:幸福だから笑うわけではない。 むしろ、笑っているから幸福になれるのだと言いたい。       
:笑いのあるところには活気もある。よく笑う人は不機嫌な顔をした人より長生きする。
:叶えるのが夢だけど、叶わなくても夢は夢さ、泣いて笑ってそれが人生、平凡がいい。
:人生いろ色あらァな、それを頑張って乗り越えたら喜びや楽しみが待ってるんやでぇ。
:人生に於いて全ての壁が、自分を高める壁だと前向きに思える人は壁を超えられる。
:ネガティブフィードバックの時こそ、得難い学びのチャンスそのものなのである。
:大切だと思うのは世に名を博した偉い人や大作家とはなるべく謦咳に接することである。
:たった百人の中の、私という自意識や誇りや自尊心や見栄や保身や奢りや愚かさの孤独。
:他人と比較するのは無意味だ理想の自分と比較せよ。何歳でも自分を変える努力をせよ。
:人生のターニングポイントの決断には。やり始める勇気とあきらめる勇気が必要である。 

2010年10月09日

宮本輝先生の連載小説『三十光年の星たち』について。

毎日新聞朝刊連載小説『三十光年の星たち』宮本輝:著 赤井稚佳:画

【あらすじ】
佐伯と仁志は車で次の目的地、松江に向かった。途中京都から、赤尾月子が合流した。
月子は佐伯の支援でスパゲッティ専門店「ツッキッコ」を大成功させたが、病気のため店を
閉めていた。車内で佐伯は、35年前に家族を亡くし、ドイツへ渡った時のことを話した。

◇人を育てる「歳月」描く−−30年という尺度に置き換えて【概要】  

宮本輝さんの連載小説『三十光年の星たち』が始まる。時代のサイクルが早まり、あらゆる
局面で短期間のうちに結果を出すことが求められる現代。圧倒的なストーリーテリングと
人間描写で数々の名作を生み出してきた作家が、人間を磨き、成長させる「歳月」をテーマに
取り組む。閉塞(へいそく)感が漂う日本社会に、今最も必要な価値観とは何かを問いかける。

「一人の人間を評価するには30年が必要だと思う。30年間自分の決めたことを持続できたか
どうか。そのような人間の見方、人生への向き合い方を、今ほど忘れている時代はない。
明日の1000円より今日の100円、それどころか今すぐの30円をむさぼるような流れに
世界中がなっている。時を待てない強欲さが、行き詰まった世の中を作ったのではないか」

『蛍川』で芥川賞を受賞した直後の32、33歳のころのこと。ある人物に、自分の作家としての
決意を述べたとき、返ってきた言葉に『三十光年の星たち』の原点はあるのだという。
「そんな決意なんか信じない。30年後の姿を見せろ」

その30年目が来年に当たる。「もう30年になるな、と考えていたときに、ちょうど新聞連載が
始まる。このことを書こうと思っていたんですが、何を書いていいか分からない。
どんな小説にしようか、どんな登場人物に話を運ばせようか。
こんなに考えて思い浮かばなかったことはなかったです」

悩んだ末、ふっと旅に出たという。出合ったある光景からインスピレーションを得て、作品の
世界が固まった。「無理にでも考えて、考えたときに何かが生まれる。今回ほど思い知ったことは
なかったです」。旅先で出合った風景は、小説にも登場する。

「改めて歳月が人や世の中に与える滋養のようなものを考えてみよう、30光年という長大な
距離を、人間の30年という尺度に置き換えて、物語を作ってみようと思ったのです」

『三十光年の星たち』は、30歳の青年が主人公。
付き合っていた女性からも親からも見放されている。彼に金を貸した75歳の不思議な金貸しの
老人が、重要な人物として登場する。物語は、借金を返し続けている女性に、2人が会いに行く
場面から始まる。「30年」という歳月をキーワードに、たくさんの星たちが彼らの前に出現する
はずだ。主な舞台を京都の小路に設定していることも、作品世界に独特の磁場を生み出す。

「先のない若者が、妙な金貸しから何を得て何を学んでいくのか。
老人を巡りどんな人間が現れ、どんな人物を訪ねていくのか、楽しんでいただきたい」

新聞連載は83年の『ドナウの旅人』以来10作目。毎日新聞では88年の『海岸列車』、
97年の『草原の椅子(いす)』に続いて3作目になる。「いろんな年齢、職業の方、
すべての読者に作品の世界に入ってもらいたい」と抱負を語る。

挿絵は、月刊誌や新聞連載を中心に活躍中のイラストレーター赤井稚佳さん。
伸びやかなライン、かわいらしいタッチが物語世界を彩る。「私が使う画材は、ペンと色鉛筆。
気持ちが線に出てしまうので、『毎日元気で楽しく』をモットーに、1年間がんばろうと思います」
と意気込みを語っている。  【毎日jpより引用】

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