『真夜中の手紙』 宮本輝 著
今までにこのような形で本が出版された事があっただろうか???、出版を前提に意図して書いたのではない。
小説でもなければ短篇でもない、エッセーでもなければ手記でもない、BTCという特定の会員に届けていた言葉で、
投稿やメールに近い文章であるが…、やっぱり!それは、まぎれもなく輝先生からの『真夜中の手紙』だったのだ。
本著をお買い求めになって、書き出しをお読み頂ければ、出版の経緯が明記されています。お楽しみ下さい。 午後の2時ごろ大阪BINさんからの電話が鳴った!!
B「テラケンさん、お忙しいところをどうも」T「はい、大変忙しいんですけど、どうぞ」(二人で大笑)
B「ぼくね今、真夜中の手紙を買って、本屋を出て、近くの喫茶店で半分ぐらい読んでるんですけどね…」
T「えぇっ!もう半分も読んだん、早過ぎるがなぁ、もったいないなぁ、もっとじっくり読まんと…」
B「それでね、電話したのは、テラケンさん、志ん生の…どうのこうのと書いてありますよ」
T「ほ、ほんまぁ、テラケンという名前が出てるの、それは光栄なこっちゃ、嬉しいなぁ」
T「夕方まで、待ってられん、店を放ったらかしにして、これから、買いに行ってきますわ〜〜〜」
慌てちゃいかんなぁ…!、最近賢くなったから、まずは、本屋さんに電話を入れて在庫を確かめてからっと、
T「もしもし、文学館ですか、ちょっと、お聞きしたいのですが…、」(ここでは、意気揚々と、ルンルン気分^^)

文「はい、文学館です。何でしょうか」T「宮本輝さんの真夜中の手紙、ありますかぁ」文「ちょっとお待ち下さい」
「♪ピンカラピンコン ポンカラポンピンポン♪×5」文「お待たせいたしました。在庫切れになっております。」
T「ざ、ざ、在庫切れって、今日、新潮社の新発売の本ですよ、もう売れたんですかぁ」文「えぇOx#$*O」
T「入荷してないんですかぁ〜…。ぐったら、ぶっくさ、なんやかんやワン…、」(怒りを抑えてやんわりと)
T「もしもし、TUTAYAさんですかぁ〜宮本輝さんの真夜中の手紙、置いてありますかぁ」(待たされた挙句に)
「お待たせいたしました。在庫が切れていまして、申し訳御座いません」(なんちゅうこっちゃクソッ)
T「えっ、なにぃ〜新潮から新発売の真夜中の手紙が入荷してないィ…。(地元の作家さんの新刊が無い
とは、怠慢や、けしから、“ブチィ”)ぐったらうったら、なんやかんや、……ウゥ〜ワンワン」(怒り心頭)
T「もしもし、」未「ハイ、未来屋です」T「ちょっとお聞きしたいのですが」未「ハイ、どうぞ」
T「今日から新発売の真夜中の手紙、置いてありますか」未「x#$*?」T「新潮社から出たみやもとてるさん
の真夜中の手紙ですが…、」未「調べますので、ちょっとお待ちいただけますか」T「なるべく早くしてや」(イライラ)
未「こちらから折り返しお電話を差し上げますので、お名前とお電話番号をお願いします。」T「072の〇〇××…」
しばらくしてから…。(電話がかかってきた)
未「在庫がございました、よろしかったら、お客様のお名前で“御取り置き”をさせていただきますが…」
“御取り置き”やなんて、こんな言葉に弱いがなァ^^)/、T「はいっ、すぐ行きますので、ヨロシクです。」
で、踏んだらベンツ(ママチャリ)のオープンカーで、太ももがキツイのを感じながらも、本屋へ向かった。
JR伊丹駅横の陸橋の歩道を自転車を轢いて行き、イオンモール三階の未来屋(オンラインブックス)は何処。
どでかい本屋で店内は人でいっぱい、「
『真夜中の手紙』を取り置きして頂いている〇〇です^^」(ホッ)