寺沢 憲の「言の葉の宿帳」 

「やまと歌は、人の心を種として、よろづの言の葉(ことのは)とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざしげきものなれば、心に思ふことを、
見るもの聞くものにつけて、言ひ出だせるなり」 (古今和歌集より)
「寝つきうた」
(一)今日の無事に感謝して
明日の楽しみ夢に見て
お休みお休みまた明日
ねんねこねんねこねんねこなぁ
(二)海じゃ魚が眠ってる
山じゃ鳥も眠ってる
お休みお休みまた明日
ねんねこねんねこねんねこなぁ
(三)明日の天気は晴れだろか
明日はどんな日じゃろか
お休みお休みまた明日
ねんねこねんねこねんねこなぁ
『過ぎ去った 時の中に』
(一)過ぎ去った時の中に
大切な人がいるかい
誰でも人を愛して
憂いに満ちた時がある
時は流れ失した愛の
数だけ心くるおしく
失した数だけ夢を見る
愛した数だけ切ない
(二)過ぎ去った時の中に
懐かしい友がいるかい
誰でも友と出会って
憧れ抱いた時がある
夢を求め歩いた道の
数だけ人は彷徨い
求めた数だけ雄々しく
夢見た数だけときめく
(三)過ぎ去った時の中に
素晴らしい出会いがあるかい
誰でも人と触れ合い
楽しく歌った時がある
どんな時も一人じゃないさ
いつも笑顔絶やさずに
はしゃいだ数だけ嬉しい
笑った数だけ楽しい
(四)過ぎ去った時の中に
辛かったこともあるさ
人は誰でも悲しい
それでも輝く時がある
過去を背負い今に生きて
自分を信じて歩こうよ
いつか叶う時が来る
いつか輝く時が来る
「ひとり言の覚え書き」@
あのころは良かった。
あのころは楽しかった。
あのころは幸せだった。
いくつもの夢を見た。
いくつもの夢が消えた。
いくつもの夢が叶った。
この先に希望がある。
この先に理想がある。
この先に喜びがある。
「ひとり言の覚え書き」A
最高の人生は過去にあるのではない。
最高の人生は未来へと続いている。
人生の最終まで希望と理想を持ち続け。
ワクワクしながら生きて行きましょう。
「ひとり言の覚え書き」B
幸せは 横に広まるの
幸せは 縦に伸びるの
幸せは どんな色なの
幸せは 心のなかなの
幸せは どこにあるの
「ひとり言の覚え書き」C
夢は覚めて夢と知り
愛は別れて愛と知り
時は過ぎて時と知り
友は離れて友と知り
金は不足で金と知り
親は小言で親と知り
体は病んで体と知り
真は時経て真と知り
幸は辛酸で幸と知り
死は無言で死と知り
「いのち」
地震が起き大津波が来た
家々が消え犠牲者が出た
助かったお母さんが
赤ちゃんを産んだ
そして二十五年が過ぎた
その子が母親になった
「ひとり言の覚え書き」D
ひとときも同じ時間はないんだよ
たったいま過ぎた時間は戻らない
『誰かに……』
誰かに楽しかったよ、嬉しかったよといいたい…
誰かにありがとうと、感謝のことばをいいたい…
誰かに愛しているよ、元気でいてねといいたい…
誰かに泣いていても、良くならないといいたい…
誰かに生きていれば、良い事あるよといいたい…
誰かに物事を簡単に、諦めないでねといいたい…
誰かに自分の気持に、負けないでねといいたい…
誰かに成したい事を、続けるんだよといいたい…
誰かに運を頼らずに、自分でつかめといいたい…
いいたい誰かとは、僕のことなのかも知れない…
「なーちゃぱてぃーす」造語
お疲れさま・ご苦労さま・どうもまたね・どうもでした
また会いましょう・ではさようなら・ありがとうなどを
全てモーラした(含んだ)超便利な言葉です!!!^^)。
「ナーチャパティース」と言ってみよう!!! ^^)))。
『あなたの……お守りに、縁起のいい四字熟語』
『開運招福』『夫婦和合』『屋敷平穏』『地鎮守護』『難局打開』
『交通安全』『子孫繁栄』『商売繁盛』『病気平癒』『家宝豊満』
『福徳円満』『必勝成功』『水難消滅』『神恩報賽』『昇運来福』
『成績向上』『子育順調』『足腰健康』『一家和合』『災禍撃退』
『富貴繁栄』『良縁成就』『前途洋々』『金銀融通』『除災招福』
『安産成就』『学業成就』『旅行安全』『家相開運』『合格成就』
『安心立命』『邪気退散』『心願成就』『家内安全』『学問成就』
『開運厄除』『無病息災』『大願成就』『良縁成就』『恋愛成就』
『川』
通いなれたる橋の上
陽が射して青空写し
輝く水面と流れる水
しばし眺め秋惜しむ
「ひとり言の覚え書き」E
どんな苦労も努力をすれば必ず報われると人は言う。
苦労がいつまでも報われないのは努力不足だと言う。
無駄な努力は本当の努力と言えないのだと人は言う。
壁というのは超えられる人にしかやってこないと言う。
壁は試練だそれを超えてこそ大きくなれると人は言う。
壁にぶつかったらこれはチャンスだと思えと人は言う。
悩み事はどうしようって一人で抱え込むなと人は言う。
悩み事を誰かに聞いてもらうことで乗り越えましょう。
人生に無駄は無い生かすも殺すも自分次第と人は言う。
「ひとり言の覚え書き」F
今夜の満月は。自分の信じる道を後押ししてくれるでしょう。
あなたが心から納得できる道であればその道を貫いて構いません。
一番大切なのは、あなたの心がどう感じているか、あなた自身が
その道を進むことに納得しているかどうかが大切なのです。
『雪割草』
悲しくて俯いていたんじゃないんだよ
しょんぼりしてたわけじゃないんだよ
チョットだけ考えごとをしていたんだ
そしたら、健気に咲いている君と出会った
早春のまだ冷たい風に身を震わせながら
咲いている君が土の中の妖精に見えたんだ
君は母が教えてくれた雪割草って花だよね
君は厳しい冬に耐えようやく咲いたんだね
君に教えられたことを僕は忘れないからね
どんな時でも君を思って乗り越えて行くよ
来年も再来年も、ずっとずっとこの場所へ
可憐な君に逢いに来るからね、きっときっと
「わたしは私」
わたしは、私が嫌いなの
わたしは、私が分からない
わたしは、私のことが好き
わたしは、私のままでいい
わたしは、私が大事なの
わたしは、私が支えるの
わたしは、私を信じるの
わたしは、私を演じるの
わたしは、私を守りたい
わたしは、私を続けたい
わたしは、私を愛したい
「様々な天才」
苦しみ喘いで絵を描く人
好きで楽しく絵を描く人
生きるために絵を描く人
世に秀でた人も色々です。
「ひとり言の覚え書き」G
「必要に駆られて何かを得ようとすることを勉強というのは確かだ」
「ひとり言の覚え書き」H
「どんなに明るく照らされていようとも必ず暗い影がある。
その暗い影があるから立っていられるのだ。
寝てしまったら支えていた暗い影も無くなる。」
「慈愛の木」
丘に一本の木があった 花を咲かせ実が生った
慈愛の木と名付けられ 木の下に人々が集まり
至福の時間を過ごした それから十年が過ぎて
人々は訪れなくなった 木は変わってないのに
人々が変ってしまった 木は天地の恵みを受け
今も慈愛に満ちている 今も変らず生きている
「ひとり言の覚え書き」I
夢中に燃えた恋愛も時が過ぎれば、
恋愛の形は自然と変わって来る。
それは恋愛とは違う愛しいという
たった一文字の愛の形になる。
相手の気持ちを直接聞かなくても
分かり合えるようになったときに
本当の意味で相思相愛と言える。
「人生はんぶんこ」
楽しみ喜こび半分こ
苦しみ悲しみ半分こ
怒りも不満も半分こ
愛し合うのも半分こ
おもいやりも半分こ
人生なんでも半分こ
「ひとり言の覚え書き」(11)
気持ちには気持で返そう
心には心で返そう
愛には愛で返そう
笑顔には笑顔で返そう
思いやりを忘れずに…
昔からあることわざに、ツッコミ返しをしてみました。
「笑う門(かど)には福来たる」
(笑っていたら怒られた、、^^)
「起きて半畳 寝て一畳 天下奪っても二合半」
(二合半もめし食えるかぁ〜^^)
「倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」
(知るも足るもキリがない^^)
「大賢は愚なるが如し」
(ほんまに賢い人は愚かに見えない^^)
「鵜の真似をする烏(カラス)」
(同じ黒というだけやないか^^)
「阿呆の考えつくことは阿呆らしい」
(↑これぼくが作った自虐的ことわざ^^)
「ひとり言の覚え書き」(12)
尾も白ければ顔も白い
それは犬のことじゃろか
いやいや違う猫なんじゃ
尾も黒ければ顔も黒い
うちの犬の腹は白い
うちの猫の腹は黒い
【人間】
人間はつねに何かを求めている。
人間はつねに何かで迷っている。
人間はつねに本質は何を考えている。
人間はつねに不幸を繰り返している。
人間はつねに自分を良く見せたがる。
「ひとり言の覚え書き」(13)
どうにもならないことを考えないで、
今をどうしようか? 今、何をしようか?
を考えるのよ、頑張らなくていいのよ、
やりたいことに関しては少し無理をしてでもやるのよ、
努力とかじゃ無くて、何もしない、何もできないじゃ、
生きている意味がないじゃない。
「超短編小説(Super short story)」
あっちこっちでいい香りを漂わせていた金木犀の小さな
花がすっかり地面に落ちてしまったころの肌寒い朝。
天気予報で気温が10℃以下になると暖房の目安だと言った!。
「そう言えば昨日、かきねのかきねのまがりかど〜が走ってたわ」
「何よ? それ???」
「灯油を売りに来るタンクローリーよ」
「そっか!、ははははは〜(笑える^^)」
「灯油巡回販売サービス車だね」
「さざんかさざんか咲いた道・・も聞こえてたわ」
「灯油販売車から流れる他の歌は?」
「たき火だたき火だ・・・もあるわよ」
「それって、みんな同じ童謡の焚き火だよ」
「そっか!、雪やこんこん、あられやこんこん……だったわ(笑)」
「超短編小説(Super short story)」
結婚して50年経った仲の良いご夫婦。
「お前は女を忘れたんじゃないだろうね」
「どっちだったか? 忘れたわ」
「えっ! どっちだったかも分からないの」
「そうよ・・・・・・」
「寝ている時は女に見えるけどなぁ」
「それは勘違いかあなたの妄想よ」
夫はこの極上の孤独こそが人生だと知った!。
歌詞「北山時雨」
山は赤く燃えているのに、二人の恋は燃え尽きたのか、
清き流れの鴨川に、京都の夜の思い出を涙とともに流します。
鳴いて誰呼ぶユリカモメ、頬に冷たい、あ〜あああ〜北山時雨
わたし今も覚えているわ、抱かれた夜の貴方の温もり
愛されたいと願いつつ、京都の夜の思い出を重ね合わせて胸の奥
そっと閉まった、あ〜あああ〜北山時雨
浮世の定め、あ〜あああ〜北山時雨
今日も一人古き都を尋ぬれば、歴史を語る・・・・・・・・・・・・(未完成)
「ひとり言の覚え書き」(14)
何となく見ると凡庸そうな人だが、
実はよく見ると凡庸では出来ない
ことをこなしている人がいる。
「ひとり言の覚え書き」(15)
【言葉は心の栄養剤】
・あまり人生を重く見ず楽観視せよ。
・人生は重いか?軽いか?重いよりも軽いほうがいい。
・人生を軽くするのも自分次第、重いなら軽くしよう。
・人生行路は愉快な心で歩むべきである。
・時には憂いや恐れが生じるのが人生だが、それは新しい
ことに挑戦する転機なのだ!。
「ことわざ」
カラダの栄養素は食事で摂る
ココロの栄養素は言葉で摂る
「ことわざ」
批判し小言を言いたがる人ほど
さも分かったようなことを言い
自分が傷つくことを恐れる余り
自分のポジションを上げたがる
「ひとり言の覚え書き」(16)
友達だと言っていた人も友達ではなくなり
友達だと思っていた人も友達ではなくなり
旧友とか知友だった人も今では居なくなり
親友と呼べる人は周りに一人も居なくなり
男女問わず信頼できる友達は居るだろうか
懐かしい幼馴染や級友は何人いるだろうか
相手が都合のいい時だけ友達なのだろうか
自分の都合のいい時だけ友人扱いする友達
友達の定義が解らない僕はソリタリーかも
今朝の一言より。
人を好きになるのに時間が要るが
嫌いになるのには時間は要らない
ストレスの大半は人間関係である。
今朝の一言より。
人生の転換期には想像もしないことが起こる。
ネガティブな事も転換期のプロローグである。
苦言こそが人生のターニングポイントである。
今朝の一言より。
人は皆、健康で悩み、お金で悩み、仕事で悩み、
人間関係で悩み、老いに悩む、この5つだという。
早朝に浮かんだポエム 『宇宙からの響き』
宇宙には何百何千何万もの聞こえない音が響いている。
音は聞こえないが宇宙には音楽の原点が潜んでいる。
地球という惑星の先人たちは空を見、太陽を見、月を見、
星を見、海と山と川と大地と草木と風と、そして生きとし
生けるものから幾千幾万もの限りない数の音楽を生んだ。
手を叩き足を鳴らし指を鳴らし、木を叩き竹を叩き獣の
皮を叩き、やがて、人類の英知と技能で多種多様の楽器を
創り演奏し、人類は地球上のありとあらゆる場所で音楽を
楽しみ生きて来た。
目にした情景から、心の動きから、暮らしの中から、
宇宙からの響きの音から、一瞬のひらめきからも詩が生まれた。
ゲーテの詩から歌曲が生まれ、メロディーが生まれた。
紀元前から音楽の原点があり、狩りを喜び豊作を祝い、
祭りのとき儀式のとき、音楽を奏で楽しんできた。
人類は音楽によって感動を覚え、音楽によって癒され、
音楽によって心を満たされ、知らず知らずのうちに音楽の
影響を受けて来た。音楽と人類の関係は長くて深い、音楽は
太古の昔から人類の生活の中で切り離せない大切な楽しみの
一つなのだ。宇宙からの響きに耳を傾け、音を楽しみ音楽の
原点に立ち返ろうではないか……」
読んだ方から、過分な褒め言葉を頂戴しましたの載せました!。
『宇宙からの響き』
一つのことを三段階に分かれた内容を詩として描かれていますね。
宇宙界から人類界に、そして現代へと・・・。
これは完成されたW音楽賛歌Wです。
これは音楽の神に捧げし一篇のW戯曲Wです。
音楽への「栄光」と「尊厳」、そして「感謝」。
このまま三幕の舞台表現ができます。
とても良い詩で嬉しく拝読させて頂きました。
のっちゃんよりけんちゃんへ
2017年5月11日(木曜日)(5/11)は、蠍座の満月。

さそり座の満月は。自分の信じる道を後押ししてくれるでしょう。
あなたが心から納得できる道であればその道を貫いて構いません。
一番大切なのは、あなたの心がどう感じているか、あなた自身が
その道を進むことに納得しているかどうかが大切なのです。
【つぶやき】 その一
人間は時として、いや往々にして
他人に対して口うるさい人間ほど
自分は正しい常識人であると思い
分かったようなことを書きたがる
【つぶやき】 その二
私はソリテュード(積極的孤独)を旨とし、孤高の人でありたい。
『今朝の詩』
大海を憧れとすると、川の流れには源流があり
この小さな川にいくつもの支流が交わりやがて
本流となり大河となって憧れの海にたどり着く
憧れの大海の中に混じり合うことが叶うと源流
のあった森林のことを忘れてしまうものである
こういう身勝手な人間にはなりたくないと思う。
【本質は変わらない】
「人」の本質とは、考えるところの精神である。考える精神を
持っていれば、それで「人」である。
古代から人間の基本的な営みや、人の心を動かす欲望や嫉妬、
羨望や打算、妬みやっかみ、人の良し悪しに好き嫌い、集団と
個人との接し方や交流といった問題は、今も昔も何ら変わって
いないことに気づかなければならない。
人生を送る上で「人」の強さと弱さ、楽しさと悲しさ、信頼と
裏切り、仲間と孤独、といった「人」の表と裏の二極が見え隠
れしているのである。本質は見えないところにあると言う。
オリジナル童話 『のんのの木』 寺沢 憲
村の真ん中に小高い丘があり、石段を登ってゆくと天辺に神社がありました。
神社の境内の東側に太い幹が横に伸び馬の背中のような形をしていて、
途中から長い首をもたげたような格好で幹が空に向かい枝葉を広げている不思
議な木がありました。昭和の中頃まで村の子供たちは神社の境内で夕暮れ近く
までよく遊んでいました。
「のんのしにいこかァ」「おれもいく」「わたしもいく」と神社の石段を登った。
子供たちは馬の背のように伸びた不思議な木の幹にまたがり、ゆっさゆっさと
上下にゆさぶり、眼下の村を眺めては遊んでいた。いつのころからか子供たちは
不思議な形をした木を『のんのの木』と呼ぶようになった。
のんのの木は春になると紅と白の花をいっぱい咲かせ、秋になると実が生り、
熟すと黒くなり、皮を割り中の白い果肉を食べると甘くて美味しかった。
のんのの木の実が熟すと、子供たちは木にまたがり、ゆすっては実を地面に落
とし、その実を拾って家に持ち帰り、白い果肉を食べたり、のんのの実が入っ
た大福餅を作ってもらったりして食べていました。
時が過ぎ、子供たちは大きくなり、神社に行きのんのの木と遊ばなくなりま
した。村にはすっかり子供が少なくなり、のんのの木にまたがって遊ぶような
子はいなくなってしまいました。
数年後、のんのの木は木の病にかかり立ち枯れてしまいました。
子供が枯れた木の上に乗って遊んでいて幹が折れ子供が落ちて怪我をするかも
知れないと判断し、村の大人たちは仕方なくのんのの木を根元から切って燃や
してしまいました。
その半年後、保育園の遠足で園児たちが丘に登り神社の広場にやってきた。
眼下を見て大はしゃぎする子、境内を走り回りおっかけっこをする子、楽しそ
うに遊び回っている園児を見ていた引率の先生が、昔ねぇ、ここにのんのの木
と呼ばれてた不思議な木があったの、 幹が横に伸びていて馬の背中のような
形をしていたの、その木にまたがって上下にゆさぶってよく遊んだわぁ、秋の
終わりごろになると、のんのの実が黒く熟すの、皮を割って中の白い果肉を食
べると甘くて美味しくて、おやつがわりによく食べたわ、お口の中に甘さが広
がるとしあわせな気分になるの……。
「せんせい、その木はもうないの、どうなったの?」
「なぜかしらねぇ、子供がのんのして遊ばなくなってから、木も寂しかったのか
しら、木の病にかかって立ち枯れてしまったの、大人たちが危険だからと言っ
て根っこから切って燃やしてしまったの。」
「せんせい、のんのの木はどの辺にあったの?」
「眼下を眺められる場所、そう、その辺にあったのよ」
「せんせい、これ!、のんのの木の赤ちゃんかなぁ」
のんのの木があった真下あたりにたくさんの青い芽や小さな苗木が吹きだして
いた。子供たちが実を採らなくなってから、落ちた実の中のタネが地面から芽
を吹き出していたのだ。
「それは、きっとのんのの木の苗木かも知れないね」
「これ、お家の庭に植えて大きくしたいなぁ」
子供たちはそれぞれの家に持ち帰って庭に植えた。
それから約五年後、のんのの木は大きく成長し実が生るようになった。
その村ではその実を農協に集出し村の特産品として、世に出すことにした。
すると、のんのの実を食べるとし、たちまちしあわせな気分になれるという噂
が広まった。
のんのの実が村おこしの一環となり、働く場が増えたので、村に若者が戻っ
て来るようになった。若い移住者も増えるようになった。必然的に子供の数も
増え村の人口が増え、昔のような活気が戻ってきた。
いつしか、その村は緑豊かな自然に囲まれた『しあわせの村』と呼ばれるよう
になったとさ……。 「めでたし、めでたし!!!!!」^^)
『日常あるある』
「あぁぁ〜」
「あぁぁ〜だなんて人格否定しないで」
「だって、また買ったのぉ」
「特価してたんだもん」
「だからって、そんなに買いだめしてどうするの」
「あれば安心なんだもん」
「不安障害かと心配するよ」
「マヨネーズが好きなんだもん」
『ポジティブ思考の男』
「はい、あなた、お弁当、行ってらっしゃい」
「今日もきっと、何か? いいことあるぞ〜」
そう言って自分を鼓舞させ出かける男。
「ひとり言の覚え書き」(17)
友人とは去るもの友情とは薄らぐもの友達関係は時期のもの。
また必ず人生を楽しめるような時期が来るものである。
『ジェネーレーションギャップ』 サブタイトル「老化現象」
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ 最近の流行りモノにはついていけない
理解できない 賛同できない 興味湧かない 関心ない オー
馬耳東風 猫に小判 豚に真珠 犬に論語と独り言つ
世代格差の波が来た! オー世代格差が身に沁みる!
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ 今時の音楽や人気のアニメが解らない
鼻歌できない ハミングできない カラオケで歌えない オー
j-pop ヒップホップにR&B 歌詞はバーチャル情景無い
昭和の歌が好きと言う! オー昭和の歌は良かったなぁ!
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ テレビを見ながらツッコミ入れる
どこがおもろい 何がおもろい 笑うツボがわからない オー
お笑い見ても笑えない コイツは嫌いと言いたい放題
昭和がいいと懐かしみ! オー昭和がいいと愚痴こぼす!
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ 南無阿弥陀仏 南無妙法蓮華経 アーメン
宗派違えば お題目も違う 信じる者は 救われる オー
勤行読経 艱難辛苦 難行苦行 神社仏閣 名刹古刹
八十八ヶ所霊場巡り! オー巡り巡ってお遍路さん!
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ 呼称が増えた あなたおとうさんおじいちゃん
腰痛膝痛 神経痛 骨粗しょう症痴呆症 介護に看護 オー
加齢高齢 老化防止 散歩に運動 サプリメントに薬漬け
何をやっても続かない! オー何をやってもすぐ飽きる!
♫オー イエーイ ヨーヨー
オ〜イエ〜イ 江戸から明治 大正昭和平成令和
ああ〜あれから何十年 やたらとカタカナ増えてきた オー
ソーシャル何たらリモート何たら パンデミックにクラスター
救急車に霊柩車! オー救急車に霊柩車!
♫オーイエーイ ヨーヨー それでも生きて楽しもう!
♫オーイエーイ ヨーヨー それでも明日はやってくる!
♫オーイエーイ ヨーヨー 明日を信じて頑張ろう!
♫オーイエーイ ヨーヨー 明日はきっと晴れだろう!
♫オーイエーイ ヨーヨー ジェネーレーションギャップ
♫オーイエーイ ヨーヨー ジェネーレーションギャップ
♫オーイエーイ ヨーヨー ジェネーレーションギャップ
プ プ プ プ プ ・・・ ・・・
『ノスタルジー』
ああ〜、あれからおよそ五十年
あれが変わったこれが変わった
音楽メディアもネットの時代
みんなスマホをいじっている
デジタル化とAIが加速する
アナログ育ちはついていけない
あの頃を懐かしみ思い出すのは
遠き昭和の…あの良き時代!
『友よ』 作詞:寺沢 憲
(一)友よ 人生とは今を生きること
友よ 何があっても逃げないで
心をもっと自由に心を復興させろ
前向きになれるように勇気を出して
諸行無常のその先に明日があるさ
君が輝く時が来る君が笑える時が来る
(二)友よ 迷わないで悩んでないで
友よ 諦めないで今できること
いつだって誰だって色々悩むけど
時が経てば必ず解決してくれるさ
試行錯誤の努力は必ず報われるさ
生きてさえいればいいことあるさ
(三)友よ 希望を胸に好きなことを
友よ 無駄なことなど何もない
花ならば風に揺れてる花のように
艱難辛苦を乗り越えて幸せ掴もう
自分を信じ明日の青空見上げよう
今を生き太陽の温もりを浴びよう
『本質は見えぬ』
人間は行動心理で本音や本心を現すことがある。
物事の本質は見えないところにあると言います。
その見えないものに悩むのは時間の無駄である。
『無為自然』
水は全ての害を受け入れ流れている。
何があろうと水の流れは止まらない。
水の流れのごとく無為自然に生きる。
『心の変遷』
世の中も移ろいやすくて止まらない。
人の心も移ろいやすくて変遷をする。
下らんことに関わっている暇は無い。
【ひとり言の覚え書き】(18)
人の言うことを真に受けてはいけない。
人の言うことを鵜呑みにしてはいけない。
人の言うことを簡単に信じてはいけない。
人の言うことを一々気にしてはいけない。
人の言うことを決して忘れてはいけない。
人の言うことに振り回されてはいけない。
人の言うことに一喜一憂してはいけない。
人の言うことに耳を傾け過ぎはいけない。
人の言うことに従順であってはいけない。
人の言うことに反対ばかりではいけない。
【ひとり言の覚え書き】(19)
人は人を妬んだり、やっかんだり、恨んだりを繰り返している。
人は人を恋しがり、愛に飢えたり、疎遠になったりをしている。
人は人を嵌めたり、しかとしたり、裏切ったりを繰り返している。
人は人を思い、出会いと別れで、喜びと悲しみを繰り返している。
【ひとり言の覚え書き】(20)
⻑い年月の間に真実は歪められ忘れ去られる。
あの人があのときにいたからこそ、
あの人が仕向けてくれたからこそ、
あの人の気遣いがあったからこそ、
あの人のおかげがあったからこそ、
あの人を忘れないように感謝して。
【ひとり言の覚え書き】(21)
相手を思いやるとか、報恩感謝どころか、恩義を忘れ忘恩化し、
姑息な仕打ちや嫌がらせをする人間は、知人でも友人でもない。
こっちからお払い箱にし、忘れた方が将来のためになる!。
【ひとり言の覚え書き】(22)
「人としての品格」とか「人としての本性」は、
「知っている」と「分かっている」とは大違い。
いいことを言う人の心根が良いとは限らない。
用語を知っていると言うだけで分かってない。
付き合えばその人の本来の醜い姿が露見する。
【ひとり言の覚え書き】(23)
人間は、無いものねだりで、無いから欲しくて頑張れるんや。
何かに取り組むのも、できんからできるようになりたい。
人間はできんもんをできるようになりたいからがんばれるんや。
不足だからがんばれるんや、足りたら飽きてくるもんや。
【ひとり言の覚え書き】(24)
人間はどこにでも生きられる
人間はどこにでも生きてきた
人間はいつの時代でも生き抜き
人間はいつの時代も生きて来た
人間はいかなる環境にも負けず
人間はいかなる環境でも生きる
【今朝のひと言】
今日がある 有難きかな 今日がある
【ひとり言の覚え書き】(25)寺沢 憲
『希望』
巨大自然災害の発生や、あってはならない戦争によって、
世界が変わる。社会が変わる。あれもこれも環境も変わる。
生き方がどう変わろうとも、未来につなげたいものがある。
未来に残したいものがある。人間が幸福に生きてゆくために、
今こそ未来に希望をつなげたい。今こそ未来に希望を残したい。
【ひとり言の覚え書き】(26)寺沢 憲
喪失のない人生なんてない、むしろ喪失があるから人生であって、
喪失後にどう立ち直るのか、どう生きていくのかを私たち一人ひとりが
問われているのである。私たちは喪失の体験を通して、色んな知恵を絞り、
立ち直るきっかけを得たり、どう生きるべきかを学ぶのである。
よくあることだが、喪失の経験が新しい生き方のきっかけになったり、
新たな出会いに繋がったりして、人生のターニングポイントになったりする。
喪失体験が消化されずにトラウマとなって残らないように、自責の念に捉われたり、
無理やり克服しようとせず時間が解決すると信じて、いま自分ができることを
続けていれば、いずれ新たな光が差し込み希望に変わることでしょう。